生え際や分け目の白髪を美しく染める方法【白髪染めでも明るくできます】

※当サイトはPRが含まれています

白髪の悩みの解消の仕方

生え際の白髪の染まりが悪いな・・・
分け目の白髪がすぐ気になる・・・
こめかみだけ明るくなる・・・

白髪を染める際に気になることはありませんか?

白髪染めをしている方の中には、生え際や分け目に密集して白髪が目立つ方も多いですよね

通常の白髪染めでは、その部分だけが明るくなったり、白髪がしっかりと染まらなかったりすることがあります。

そして、しっかりと染めようとすると、全体的な髪色が暗くなりがちです。

本当は明るく染めたいのに、白髪のために髪を暗くしなければならない。

このような悩みを解消する方法について、この記事では詳しくご紹介します。

生え際や分け目の白髪を美しく染める方法や、美容室でのオーダーの仕方などを紹介しています。

ぜひ最後までお読みいただき、生え際や分け目の白髪の悩みを解消しましょう。

白髪に関するお悩みを解決するための、貴重な情報が満載です。

これからのヘアケアに役立つヒントが見つかるはずですので、ぜひ行動に移してみてください。


この記事を書いている人

佐藤建次の自己紹介画像

現役のヘアカラー専門の美容師です。ヘアカラー検定も所持して経験と知識は他の美容師に負けません!

ぼくのプロフィールはこちら


スポンサーリンク

1. 生え際や分け目の白髪が染まらない理由とは

ここで言う白髪が染まらないとは

  • 白髪が浅く染まっている(キラキラ浮いてしまう)
  • 周りより明るくなってしまう

ということで統一しておきます。決して全く染まらないということではありません。

それでは、生え際や分け目が白髪の染まりが悪いのか。簡単に説明をしていきます。

1-1. 生え際や分け目の白髪が染まらない理由

理由はいくつかあります。

  1. もともと白髪が染まりにくい髪
  2. 白髪があまり染まらないカラー剤を使っている
  3. 生え際や分け目の白髪の量が周りより多い

順に解説しますね。

1-2. もともと白髪が染まりにくい髪

髪染めにおいて、白髪が必ずしも完全に染まるわけではありません。

白髪の染まり具合は、髪の質感や色、明るさによって異なることが一般的です

一般的に髪が染まりにくいとされる特徴は以下のようなものです。

  • 髪が固い
  • 髪が太い
  • 髪がつやがある
  • 髪が非常に黒い

これらの特徴がいくつか当てはまる髪は、白髪の染まりが難しいと言われています。

また、白髪染めのカラー剤においても、以下の特徴が存在します。

  • メーカーやカラー剤のラインで白髪の染まり具合が異なる
  • 一般的に8レベル以上は白髪が浅く染まる場合がある
  • アッシュやグレージュは白髪の染まりが浅い

これらの要素を考慮して、適切な白髪染めのカラー剤を選ぶことが重要です。

1-3. 白髪があまり染まらないカラー剤を使っている

一般的に、おしゃれ染めのカラー剤を使用する場合、白髪の染まりが悪いという傾向があります

おしゃれ染めと白髪染めは同じ「アルカリヘアカラー剤」を使用していますが、対象となる髪の毛の状態が異なるため、白髪の染まり具合も異なります。

特に白髪が初めて現れる時期は、おしゃれ染めの延長として染めることが多いため、白髪の完全な染まりを求めることは少ないです。

白髪が特定の部位に集中している場合は、白髪の染まりが悪く感じることや、明るく染まり過ぎることがあるかもしれません。

1-4. 生え際や分け目の白髪の量が周りより多い

ヘアカラー剤は、髪の状態によって仕上がりの色が異なります。

例えば、「金髪の髪」と「黒髪」に同じカラー剤を使用しても、同じ色になるわけではありません。

白髪染めも同様で、「ほぼ白髪の髪」と「数本の白髪が混じった黒髪」では、同じ色に染まることはありません。

また、白髪の生え方も個人差があり、頭の特定の部位に白髪が集中していることもあります。例えば、「生え際」や「こめかみ」、「分け目」などです。

集中している白髪部分と他の白髪の少ない場所で、仕上がりの色が異なってしまい、「染まっていない」という現象が生じることもあります。

このように、ヘアカラーにおいては髪の状態や白髪の分布が仕上がりに影響を与えるため、適切なカラー剤の選択と技術が重要です。

1-5. 一般的な解決策は

よくある解決策はこのようにします。

  • しっかりと量を塗布をしてもらう。
  • 時間をしっかりおいてもらう
  • 希望より0.5レベル暗めのお薬をを使用する

カラー剤の染色力は

塗布量 × 薬剤 × 時間 = 染色力

です。

とはいえ、自分で操作できることではないので、

「たっぷり塗ってほしい」「白髪をしっかり染めたい」「もっと時間おくと白髪が染まるの?」など美容師に聞いてみるといいかもしれません。

とはいえ、従来のやり方ではどうしても暗くなってしまいがちです。

その明るさを解決しつつ、生え際や分け目の白髪を美しく染める方法を解説していきます。

2. 生え際や分け目の白髪を美しく染める方法

生え際や分け目の白髪を美しく染める方法は

密集している白髪には少し暗めの白髪染めを使い、その他は希望色で染めるというカラー剤の塗り分けです。

具体的に解説しますね。

2-1. 生え際やこめかみに白髪が集中している場合

はじめに方法をお伝えすると、

こめかみに希望の薬剤よりも1レベル下の白髪染めを最初に塗ります

その後に、希望の薬剤を塗り重ねることで、美しい仕上がりになります。

通常、単色で染めると白髪の染まりか明るさのどちらかを優先にしますが、集中している白髪にはピンポイントで薬の塗り分けができます。

すると、明るさと白髪の染まりを両立できるようになります。

こめかみの白髪をきれいに染める方法
こめかみの白髪をキレイの染める方法2
こめかみをきれいに染める方法の仕上がり
こめかみをきれいに染める方法の仕上がり2

こんなイメージですね。

2-2. なぜ、染まりが悪くなるのか?

カラー剤の仕上がりは髪の色で変わるから。

つまり、「白髪」と「黒髪」は違う色に仕上がります。こめかみに白髪が集中していると、同じように仕上がりが異なります。

髪の色でカラーの仕上がりが変わる説明

それが原因で、白髪が染まらなかったりするのです。

2-3. 美容師にどう頼むのか?

現在おしゃれ染めの方は

「こめかみだけ白髪染めできますか?」

これで大体通じます。

すでに白髪染めをされている方は

「これ以上暗くしたくないので、こめかみだけ少し暗くできますか?」

ポイントはこれ以上暗くしたくないと伝えること。

理由は、しっかり染めたいと伝えると全体的に暗いカラー剤で染めることになるからです。

このようにカラー剤の塗り分けのひと手間を加えることで、染まりも持ちも劇的に変わります。

意外とこのようにやってくれる美容師さん少ないと思うんですね。

ぜひ、参考にしてください。

とはいえ、もう暗くなっているんだけど・・・という方は明るくする方法をお伝えしますね。

3. 生え際やこめかみの白髪を染めながら髪を明るくする方法

明るくする場合は毛先におしゃれ染めを使用します。

白髪染めを毛先まで使用することは染料の蓄積が起こり、もっと暗くなります。

白髪染めを毛先まですると暗くなる説明

なので根元のみ白髪染めを使用し、毛先にはおしゃれ染めを使用します。

白髪染めを明るくする方法

すると、毛先に向かって明るくなっていきます。

時間をかけて明るく出来るのでおすすめです。

詳しくはこちらで解説しています。

白髪染めを明るくするにはいくつか方法があるので興味あれば見てくださいね。

まとめ

生え際や分け目に密集する白髪が気になる方は、一部分だけ異なる薬剤を使用することで美しく染めることができます。

美容師に伝える際には、

「こめかみだけ白髪染めできますか?」

「これ以上暗くしたくないので、こめかみだけ少し暗くできますか?」

と的確に伝えると良いでしょう。

また、暗くなっている白髪染めを明るくする方法も簡単に解説しました。根元に白髪染めを使用し、毛先におしゃれ染めを使用することで、バランスの取れた仕上がりを実現できます。

ヘアカラーは個々の肌の色や表情を明るく見せ、魅力を引き出す効果があります。しかし、合わないカラーを選んでしまうと、魅力も半減してしまいます。

自分に合うカラーを見つけることで、自信も高まり周りからも魅力的に映ることでしょう。そして、それは仕事やプライベートにおいても活力を与えてくれることでしょう。

ぜひ、自分に合った魅力的なヘアカラーを見つけて、新たな自己表現を楽しんでください。

お知らせ

nstagramでもヘアカラーのお役立ち情報やサロンスタイルを載せています。ヘアカラー相談やサロン予約もメッセージで承りますのでフォローをよろしくお願いします。

また、ヘアカラーの無料相談も行っています。

よかったら、ぼくのInstagramまでメッセージをお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました