・髪を暗くしないといけないけど、黒染めは避けたい…
・髪が明るすぎて、暗くしないといけない。
・地毛のように自然に髪を暗くするには、どんな方法があるの？
髪を暗くしたいけど、黒染めには抵抗がある方は多いです。
市販のヘアカラーも多種多様で、何を使うべきか迷ってしまいます。
💡この記事の内容
💡この記事を読むメリット
暗髪にする方法やカラー剤の選び方、色持ちを良くする方法が分かります。
私が15年以上の経験をもとに、ヘアカラーの知識をお伝えします。
髪の色を自然に暗くしたい方は、ぜひ最後までお読みください。
2000年に北日本ヘアスタイリストカレッジを卒業後、盛岡市の美容院に就職。
美容院で豊富な実務経験を経て、ヘアカラーリストに。最新の白髪ケアについて発信しています。
- 美容師免許(国家資格)
- JHCA(日本ヘアカラー協会)ヘアカラー検定 ファイブスター取得
- HIKARIカップ モデルカット部門入賞歴あり
- JHCA主催ヘアカラーコンテストで受賞歴あり
- ウィービングコンテスト(ルベルコスメティックス)敢闘賞
- セミナー活動歴あり
※黒染め製品については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【メンズ向け】市販の黒染め製品おすすめと選び方：プロの美容師が徹底解説
初めに結論
「黒染め」ではなく「暗染め」をお勧めします。
暗染めとは
ブラウン系やグレー系(アッシュ)で、暗く染める方法です。
- 自然な明るさ
- 透明感が残る
- 次回のヘアカラーの妨げになりにくい
- 明るい髪は黒くならない場合がある。
- 明るい髪は色で青くなるなど自然に見えない場合も。
- 褪色しやすい(色が抜けやすい)。
とはいえ、元の髪の色によっては色が強すぎたり、思ったより明るく仕上がる場合も。
そこで、
暗くするカラー剤の選び方も一緒に解説しています。
一緒にご覧くださいね。
【適当に選んではいけない】黒染めのリスク
就活や研修、仕事で髪色が気になるときありますよね。
簡単に髪色を抑える黒染めはリスクがあります。
リスクを以下にまとめました。
- 色素の残留
- 次回の明るくならない場合も。
- 不自然な仕上がり
- 黒すぎて自然に見えない場合がある。
- 髪の印象が重たくなる
- 明るい色が好きな方は不向き。
簡単にお勧めできないのが黒染めです。
もし、自然に髪を暗くするならお勧めなのが「暗染め」です。
黒染めと暗染めの違い
違いは
- 色の濃さ
- 色味
- 色持ち
簡単に説明しますね。
黒染めと暗染めの違い【色の濃さ】
| カラー | 色の濃さ |
|---|---|
| 黒染め | ブリーチ毛でも真っ黒にできるほど、色が濃い |
| 暗染め | 透明感や自然な明るさが残る |
黒染めと暗染めの違い【色味】
| カラー | 色味 |
|---|---|
| 黒染め | 超濃い褐色のみ |
| 暗染め | ・ブラウン ・グレー(アッシュ) ・ブルーブラック |
暗染めは、希望に合わせて色味を選ぶことができます。
黒染めと暗染めの違い【色持ち】
| カラー | 色持ち |
|---|---|
| 黒染め | 色持ちが良いので、黒髪を維持できる |
| 暗染め | 褪色が早いため、カラーチェンジしやすい |
黒髪期間が長く、明るくする予定がないなら「黒染め」
期間が数日から1週間程度なら「暗染め」を選びましょう。
カラーリスト目線では「暗染め」がお勧めですが、万能ではありません。
次はメリット・デメリットを解説しますね。
暗染めのメリット・デメリット
特に明るい髪にはデメリットが多く出やすいでしょう。
暗染めのカラー剤の選ぶ【3つのポイント】
暗染めのカラー剤を選ぶコツは3つです。
- 自分の髪に合わせる
- カラー剤の形状
- カラー剤の容量
【自分の髪に合わせる】
自分の髪に合わせることが重要です。
- 髪の明るさを把握
- どのくらいの期間か？
- 今後明るくするのか？
具体的には以下の図を参考にしてくださいね。
希望の色を使うといいと思います。
ブラウンをはじめ、グレーやアッシュでもきれいな色に仕上がるでしょう。
明るく仕上がりやすいので、お勧めは暗めのブラウン系です。
しかし、残留はしやすいです。すぐに明るくしたい場合はグレーの暗めを使用しましょう。
注意点は、色が強く出やすく、思った以上に明るく仕上がりやすいです。
この場合は美容院が失敗が少ないでしょうね。
【カラー剤の形状】
市販のカラー剤は、カラー剤の形状が工夫されています。
【泡タイプ】のカラー剤
泡タイプのヘアカラー剤は、揉みこむだけで簡単に髪を染められるのが魅力。
ハケやコームは不要で、スムーズに全体に塗布ができます。
注意点は、染毛力が弱い傾向があります。塗布量を多くにすることでカバーできるでしょう。
均一にムラなく染めることができるので、セルフカラー初心者に特におすすめです。
【乳液タイプ】のカラー剤
乳液タイプは、伸びが良く髪になじみやすいです。
染毛力が高く、髪が固く染まりにくい方にお勧めです。
髪に密着し、液垂れの心配も少なく、しっかりと塗布できます。
注意点は、後ろ側や根元など薬液が均一に塗りにくいため、ムラになりやすいかもしれません。
粗歯のコームで梳かしながら塗布量を足していくといいでしょう。
【カラー剤の容量】
髪の長さや毛量で、適量のカラー剤を購入しましょう。
以下を目安にしてくださいね。
基本カラー剤は、塗布量が多いとしっかり染まり、少ないとムラになりやすいです。
特に明るい髪を染める場合は、塗布量はかなり重要です。
塗布量を足しながら揉みこむ必要があります。
個人的には、「少し多いかな？」くらい購入するとよいと思います。
【ブラウン系】のおすすめ
ブラウン系は髪の明るさによっての色ブレが少なく、比較的安定した発色をします。
ブリーチの領域の明るさはもちろん、ブラウンの領域の明るさでも安心して使用できます。
ブラウン系のおすすめはこちら。
リーゼ 泡カラー ダークショコラ
リーゼ 泡カラー ダークショコラ
特徴
・カラーバリエーション：ナチュラルブラウン系は7色。その中で一番暗い色。
・内容量：1剤34㎖、2剤66㎖、トリートメント8ｇ
・使用量：セミロングで1つ。ロングは2つあると安心。髪の量で＋1個してください。
※こちらの記事で詳しく検証しています。
ビューティーラボ アンティークショコラ
ビューティーラボ アンティークショコラ
特徴
※注意点
- 泡成分が髪に残りやすいのでしっかりすすぐこと
- 剤が冷えているとホイップ状にならない(室温が20~30℃に1時間おく)
・カラーバリエーション：全18色
・内容量：1剤40㎖、2剤80㎖、トリートメント5㎖
・使用量：セミロング1つ。髪が多い人やロングは2つあると安心です。
ビューティーラボ 髪色もどし ナチュラルブラウン
ビューティーラボ 髪色もどし ナチュラルブラウン
特徴
※注意点
- 泡成分が髪に残りやすいのでしっかりすすぐこと
- 剤が冷えているとホイップ状にならない(室温が20~30℃に1時間おく)
・カラーバリエーション：ナチュラルブラウン・ナチュラルブラック
・内容量：1剤40㎖、2剤80㎖、トリートメント5㎖
・使用量：セミロング1つ。髪が多い人やロングは2つあると安心です。
ビューティーラボ 髪色戻し ナチュラルブラック
ビューティーラボ 髪色もどし ナチュラルブラック
特徴
※注意点
- 泡成分が髪に残りやすいのでしっかりすすぐこと
- 剤が冷えているとホイップ状にならない(室温が20~30℃に1時間おく)
・カラーバリエーション：ナチュラルブラウン・ナチュラルブラック
・内容量：1剤40㎖、2剤80㎖、トリートメント5㎖
・使用量：セミロング1つ。髪が多い人やロングは2つあると安心です。
最後のは黒染めかなと思いますが、しっかり暗くしたいときにおすすめです。
グレー系(アッシュ)のお勧め
グレー系(アッシュ)は今後明るくしたいときや、透明感を残しながら暗くする場合に有効です。
ただしブラウンの領域では問題がないのが、ブリーチの領域の明るさになると注意が必要。
色味を見極めて使用することをおすすめします。
順に紹介しますね。
リーゼ 泡カラー スモーキーアッシュグレイ
リーゼ 泡カラー スモーキーアッシュグレイ
特徴
・カラーバリエーション：デザインシリーズは13色。
・内容量：1剤34㎖、2剤66㎖、トリートメント8ｇ
・使用量：セミロングで1つ。ロングは2つあると安心。髪の量で＋1個してください。
パルティ カラーリングミルク ひたむきブルージュ
パルティ カラーリングミルク ひたむきブルージュ
特徴
- 暗めのブルーバイオレット系の色味
- 内容量が1.5倍でしっかり塗布してムラを防ぐ
- 手で簡単にムラなく塗布できるこっくり乳液処方
- 暗めでしっかりトーンダウン。暗めでも透明感あり
特筆するべき内容：市販のカラー剤では数少ないブルーバイオレット系の色味。
・内容量：1剤60ｇ、2剤120㎖、ヘアトリートメントセラム5ｇ
・使用量：髪質や毛量で変わりますが、ショートで1つ。ミディアム~ロングで2つあると安心です。
ビューティーラボ クラシックアッシュ
ビューティーラボ クラシックアッシュ
特徴
※注意点
- 泡成分が髪に残りやすいのでしっかりすすぐこと
- 剤が冷えているとホイップ状にならない(室温が20~30℃に1時間おく)
- ハイブリーチ毛には少し青味が出やすい
・カラーバリエーション：全18色
・内容量：1剤40㎖、2剤80㎖、トリートメント5㎖
・使用量：セミロング1つ。髪が多い人やロングは2つあると安心です。
リーゼ 泡カラー ダークネイビー
リーゼ 泡カラー ダークネイビー
特徴
※注意点：ブリーチ毛では青味が強くなりがち。ブラウンの領域の明るさにおすすめ
特筆するべき内容：「リーゼ 泡カラー ダークネイビー」はとあるコスメサイトでセルフヘアカラーランキング第1位になっています。
・カラーバリエーション：デザインシリーズは13色。
・内容量：1剤34ｇ、2剤66㎖、ヘアトリート8ｇ
・使用量：セミロングで1つ。ロングは2つあると安心。髪の量で＋1個してください。
ギャッツビー ターンカラー スモーキーブラック
ギャッツビー ターンカラー スモーキーブラック
特徴
・カラーバリエーション：ナチュラルブラック・スモーキーブラック
・内容量：1剤35ｇ、2剤70㎖、アフタートリートメント15ｇ
・使用量：男性のミディアムで1つ(耳が隠れるくらい)髪の量が多い場合は2つ準備しましょう
got2b(ゴットゥービー) ブルネットグレージュ
got2b(ゴットゥービー) ブルネットグレージュ
特徴
・カラーバリエーション
シルバーブロンド・キャラメルブロンドなど10種
・内容量：1剤55ｇ、2剤110㎖、
・使用量：ショート1つ。ミディアムからロング2つあると安心です。
オレオリュクス 6A スモーキーアッシュブラウン
オレオリュクス 6A スモーキーアッシュブラウン
特徴
・カラーバリエーション：9色
・内容量：
・使用量：ミディアム1つロング2つあると安心です。
ブリーチ後の髪を自然に暗くする方法
ブリーチ後のカラーは明るさや色味が繊細なため注意が必要です。
ブラウンカラーがおすすめ
ブリーチ後の髪を自然に暗くする最も失敗が少ない色味は、ブラウンカラーを選ぶことです。
ブラウンカラーは失敗が少なく、自然な色合いを再現することができます。
グレーやアッシュは慎重に選ぶこと
黒染め期間後また髪を明るくしたい人はグレーやアッシュを選ぶことをお勧めしますが、ブリーチをしている場合は慎重になりましょう。
思ったより、色が強く出すぎる場合があります。
グレー系で特に濃いカラー剤を選びましょう。
サロンカラーも検討する
ブリーチをされている場合は、美容院でのカラーをおすすめします。
美容院では髪色や希望に合わせて、カラー剤を調合します。
希望をしっかり伝えることで、きっと失敗なく髪を染めることができるでしょう。
美容院での頼み方のポイントは以下の通りです。
- なぜ黒染めしたいのか
- いつからどれくらいの期間、黒くしたいのか
- どれくらいの明るさを希望するのか
- 今後、髪を明るくしたいか、ブリーチするつもりがあるかどうか
これらを伝えることいいでしょう。
こちらで詳しく解説しています。
黒染め完全ガイド！美容院での頼み方から他の方法まで|カラー美容師が解説
【もう明るくしない】黒染めのおすすめ
- しばらく明るくしない
- 長期間暗い髪色を維持しないといけない
- ブリーチ毛ですぐに色が抜ける
そんな時はやはり黒染めが必要です。
いくつか検証したので参考にしてくださいね。
ビューティーラボ 髪色戻し ナチュラルブラック
ビューティーラボ 髪色もどし ナチュラルブラック
特徴
※注意点
- 泡成分が髪に残りやすいのでしっかりすすぐこと
- 剤が冷えているとホイップ状にならない(室温が20~30℃に1時間おく)
・カラーバリエーション：ナチュラルブラウン・ナチュラルブラック
・内容量：1剤40㎖、2剤80㎖、トリートメント5㎖
・使用量：セミロング1つ。髪が多い人やロングは2つあると安心です。
リーゼ 泡カラー 髪色もどし ナチュラルブラック
リーゼ 泡カラー 髪色もどし ナチュラルブラック
特徴
・カラーバリエーション：ナチュラルブラウン・ナチュラルブラック
・内容量：1剤40㎖、2剤60㎖、トリートメント8ｇ
・使用量：ショートで1つ。ミディアムで2つ。ロングは3つあると安心です
ビューティーン トーンダウンカラー ナチュラルブラウン
ビューティーン トーンダウンカラー ナチュラルブラウン
特徴
・カラーバリエーション：
ナチュラルブラウン・ナチュラルブラック・スーパーブラック
・内容量：1剤32ｇ、2剤96㎖、美容液5ｇ
・使用量：ショートで1つ。ミディアムで2つ。ロングは3つあると安心です
ビューティーン トーンダウンカラー ナチュラルブラック
ビューティーン トーンダウンカラー ナチュラルブラック
特徴
- 黒髪に近い自然な色合い
- 色持ち成分Ｗアミノ酸（テアニン、タウリン）配合・ボタニカルオイル配合
- 泡立つ乳液でムラなく塗布できる
- 次のカラーで明るくできる独自処方
・カラーバリエーション：
ナチュラルブラウン・ナチュラルブラック・スーパーブラック
・内容量：1剤32ｇ、2剤96㎖、美容液5ｇ
・使用量：ショートで1つ。ミディアムで2つ。ロングは3つあると安心です
ヘアカラー以外で髪を暗くする方法
ヘアカラー以外で髪を暗くするには、以下の方法があります。
この方法は主に数日だけ暗くしたい場合に最適です。
髪が長いなら黒染めスプレー
髪が長い場合は黒染めスプレーが使いやすいでしょう。
お勧めはこちら。
黒染めスプレーのメリット・デメリットはこちら
ホーユー Beauteen ビューティーン 黒染めスプレー
ホーユー Beauteen
ビューティーン 黒染めスプレー
特徴
1日だけ黒髪に変身！髪を傷めずに対応可能なアイテム
面接や急な用事で、一時的に明るい髪を黒くしたい時に最適。
髪に黒の色素を付着させるだけなので、ダメージがなく、シャンプーで簡単に洗い流せます。
・カラーバリエーション：ナチュラルブラックのみ
・内容量：80ｇ
マンダム GATSBY ターンカラースプレー
マンダム GATSBY
ターンカラースプレー
特徴
1日限定の黒髪再現！簡単&速乾スプレー
その日のためだけ、自然な黒髪に変身。
色移りの心配が少なく、速乾性と耐湿性を特徴。さらに、防腐剤フリー。
・カラーバリエーション：ナチュラルブラックのみ
・内容量：60ｇ
黒染めスプレーのメリット・デメリット
- 数日だけ黒髪にしたい場合に便利
- 簡単に色がつく
- シャンプーですぐに落とせる
- ダメージがない
- 使用前に準備が必要
- 色ムラになりやすい
- 不自然に見えることも
- 周りや服を汚す可能性があり
とはいえ、バレやすいとも言われています。
そんな時はこちらを参考にしてください。
黒染めスプレーを自然に見せるコツ
- 髪をしっかり乾かす
- スタイリングをしておく
- スプレーをする前に髪をコームで整える
- スプレーは一気にしないで、少しづつする
- スプレーした後はしっかり乾かす
- スプレーした後はあまり触らない
ぜひ参考にしてくださいね。
黒のカラーワックスもおすすめ
個人的に黒のカラーワックスがお勧めです。
エマジニー EMAJINYカラーワックス フォーマルブラック
エマジニー EMAJINY
カラーワックス フォーマルブラック
特徴
少し髪のトーンを落としたい気分、アクセントに黒を使いたい時。
面接や冠婚葬祭にも対応OK！
持っていて間違いないユースフルな一本。
特筆する点
- 一番に使いやすい
- 「香料・シリコーン・酸化防止剤・紫外線吸収剤」不使用
- シャンプーでサッと洗い流せる。
- ガラスケース入りで高級感がある。
- ブレンドして自分カラーを創れる。
- 日本製
なかなか良い
ブラックは他のカラーに比べ柔らかさを感じます。ダンス競技会の時などはとても重宝ですが、やっはり汗での色落が気になりますのでスプレーで固める様にしています。 他のカラーでも言えるのですが毎日使う場合の為に、コストと量の事も今後検討してもらえると助かります。
容器の瓶にもらこだわりがある様ですが、その変も今後改善してもらえたら良いのかな(リサイクルを含め)？と思います。今は空ビンはキレイ洗い、様々な小物入れに使うか？と思案中です。今後も様々なカラーで楽しみます。
最高です！
バイトで黒髪にしなくてはいけないのですが、これのおかげで自然に過ごせています！
おまけもついてきて最高です！
内容量：36ｇ
価格：3300円
公式サイト：https://www.emajiny.jp/
キャンペーン情報：今なら2個買うと1つ無料でついてきます。しかも16色から選び放題です。
黒のワックスのメリット・デメリット
- 数日だけ黒髪にしたい場合に便利
- 簡単に色がつく
- シャンプーですぐに落とせる
- ダメージがない
- 周りや服を汚す可能性があり
カラーワックスの使い方
使い方は簡単です。
- さくらんぼ大の量を手で広げる（こすらないこと）
- 髪表面にポンポンとタッピングするように塗布(根元には塗布しない)
- 揉み込んで整える
- すぐにクシで梳かす(濃淡を均一になる)
- 色が薄い場合は1~4を繰り返す
- 整髪料の使用は最後にすること
自分で暗染めの方法
暗染めとはいえ濃い染料のカラーは難しいカラーで、できれば美容室で染めることをおすすめします。
しかし、どうしても自宅でという方のために失敗しにくい方法を解説します。
必要な準備物
染める前の準備が必要です。
適切な準備をすることで手間や失敗を防ぐことができます。
準備しておくといいもの
正しい染め方の6ステップ
髪を染める手順はこちら。
- 髪をブロッキングする
- はえぎわや襟足にフェイスクリームを塗る
- 毛先を軽く水スプレーで濡らす(毛先のダメージが大きい場合)
- 素早くカラー剤を全体に塗る
- 決められた時間を置く
- シャンプーする
- ヘアゴムやヘアクリップ
- 髪を分けておくとよい
- ケープ
- 服が汚れることを守る。ゴミ袋でも代用可
- 前開きの服
- タオル
- 汚れが目立たないもの
- 保護クリーム(生え際や襟足に使用する)
- ワセリンやハンドクリームなど
- 敷物(床の汚れを防ぐ)
- 100均でレジャーシートやごみ袋でも良い
- コーム
- 目が粗いモノ
- ティッシュなど
- 汚れをすぐに拭く
※染め方は、こちらの動画を参考にしています。
失敗を避けるためウェット塗布をする
暗染めの失敗とは、以下のような点が挙げられます。
- 毛先に色が入りすぎる。
- 全体的にムラになる。
- 髪のダメージが進行する。
これらの失敗を防ぐためは、髪を少し濡らした状態でカラーを行うなど工夫しましょう。
黒染めや暗染め後の色落ちを最小限にするアドバイス
ここでは色落ちの主な原因と、それを防ぐための実践的なヒントをお伝えしますね。
色落ちの主な原因
ヘアカラーの色落ちの主な原因はこちら。
- 水分
- 洗浄成分
- 熱
- キューティクルのダメージ
- 紫外線
汗や水に髪が濡れた状態が続いたり、シャンプーの洗浄成分が強いと色が落ちやすくなります。
また、アイロンやドライヤーの熱で色が分解されます。さらにキューティクルのダメージや紫外線によっても色落ちがしやすくなります。
色落ちを防ぐ【ヒント】
日常的な工夫とヘアケアで色落ちを最小限にできます。
日常的な工夫とは
- シャワーの水温を低くする
- 摩擦を防ぐ
- 髪をしっかり乾かす
- ドライヤーやアイロンを低温で正しく使う
日常の小さな工夫を積み重ねるといいでしょう。
ヘアケアとは
- アミノ酸系のシャンプーを使用する
- トリートメントで髪を補修する
- 紫外線ケアをする
- 色持ちをサポートする特別なシャンプーを使用する
日常的な髪のケアで色持ちは変わります。
こちらの記事で、もっと詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
よくある質問
- Q黒染めじゃない黒髪は色落ちしますか？
- A
色落ちします。もともとの髪の明るさや使用した色味にもよりますが、2週間くらいから色落ちが気になり始めます。ブリーチ毛に関してはもっと早く抜けます。
- Q黒染めじゃないけど暗くするにはどうしたらいいですか？
- A
黒染めしないで黒くするなら、暗染めという選択肢があります。暗染めとはブラウンやグレー、ブルーなどを使い地毛のように自然に染めることです。
透明感が残りやすく、自然な髪色になります。しかし、褪色は早い傾向があるため、ブリーチ毛や髪の明るい人は注意が必要です。
まとめ
この記事では、髪を自然に暗くしたいけど、黒染めは避けたい方に向けて、市販のカラー剤のおすすめや選び方について解説してきました。
- 黒染めと暗染めの違いを解説
- 市販の黒染めでない黒くするカラーを紹介
- ブリーチ毛に対して暗くするカラー剤の選ぶコツ
- 色落ちを防ぐポイント
自然に暗髪を手に入れる方法や、色持ちを良くする方法などを参考にして、自然な髪色を手に入れて、就活や面接、研修などうまく乗り活きりましょう。
黒染めや暗染めの関連リンク
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【黒染めやめたほうがいい】といわれる理由や対策をカラー美容師が解説！
一週間だけ染めるヘアカラー|茶髪や金髪、黒髪までおすすめ方法と注意点を解説
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