ハイライトカラーを入れたいけど、どんな感じがあるのかな?
この記事はハイライトを入れたい人が参考になるはず。
それぞれハイライトの違いを解説していきます。
ハイライトカラーが気になるけど、太めと細めの違いやどちらが自分に合うのか分からないと悩んでいませんか?
そんなあなたのために、この記事ではプロのヘアカラーリストが丁寧に解説します。
太めと細めのハイライトの特徴や効果、選び方、施術方法、そしてメンテナンス方法まで、あなたが知りたい情報を網羅しています。
この記事を読んで、あなたにピッタリのハイライトカラーで美しいヘアスタイルを手に入れましょう。
読み進めるうちに、あなたの悩みが解消され、ハイライトカラーを楽しむためのヒントが見つかることでしょう。
この記事を書いている人
現役のヘアカラー専門の美容師です。ヘアカラー検定も所持して経験と知識は他の美容師に負けません!
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1. ハイライトカラーとは?
ハイライトカラーとは、全体の髪色に対して明るい色を配色するカラーデザインです。
一般的には全体の色をベースカラーといい、ベースカラーに対してスジ状に明るい色を配色したデザインのことを指します。
実は、GoogleやInstagramで検索すると様々なスタイルがでてきますが、すべてがハイライトカラーとは限りません。
ハイライトをオーダーする前に、ハイライトカラーを理解しておく必要があります。
ハイライトカラーを理解する必要性
実際、美容師が捉えるハイライトカラーとお客様のハイライトカラーに微妙なズレがあると感じます。
特にInstagramのハッシュタグなど、バレイヤージュにもハイライトのタグが付いていたりします。
なので、どの美容師にどのデザインをお願いするかが非常に大事になります。
ハイライトでも、得意不得意なデザインがあるので、ハイライトのデザインを理解しておきましょう。
1-1. ハイライトカラーのデザイン例
一般的にハイライトカラーはこのように縦にスジ感が見えます。
ハイライトカラーは根元付近から毛束を取って染めるので縦のラインが見えます。
この縦のラインが太い、細いでデザインの印象が変わりますよ。
次はバレイヤージュとハイライトカラーの違いを解説します。必要ない方は飛ばしてください。
1-2. ハイライトカラーとバレイヤージュの違い
広い意味では「ハイライトカラー」かもしれませんが、技法が違います。
これらはハイライトカラーというより、バレイヤージュ系のデザインになります。
バレイヤージュとは
バレイヤージュとは「ほうきで掃く」という意味で、ハケをほうきのように掃くように髪を染める技法の総称で、ハイライトとグラデーションカラーを組み合わせたカラーになります。
実際には「エアータッチ」や「シャドールーツ」といわれる技法を使い、バレイヤージュ風カラーデザインに染めています。
正しく「ハイライトカラー」を理解していると、美容師を探す場合やオーダーする際に失敗が少なくなります。
それではハイライトカラーの太め、細めについて解説していきますね。
2. 太めと細めのハイライトカラーのデザインの違い
ハイライトカラーはどのくらいの太さで入れるのかが重要になります。
2-1. 太めのハイライトカラーのデザイン
横幅が約1センチくらいの毛束を均一にいれていきます。
こんなイメージで入れます。
するとこんなデザインになります。
スライシングも使う時あります。
このようにハイライトを主張したいときには太めです。
2-2. 細めのハイライトカラーのデザイン
3ミリ~5ミリ程度の毛束を均一にたくさん入れます。
こんなイメージで入れます。
するとデザインはこんな感じ。
ハイライトを自然に入れたい、なじませたい、そんなときは細めにいれます。
2-3. ハイライトカラーの太め、細めの比較
ウィックで比較してみましょう。
●太めと細めの違い
さらにベースの色が変わると印象も変わります。
ベースが明るくなると、コントラストが弱くなります。
さらに外で見るとこんな感じ。
この上から染めるとシークレットハイライトになります。
どちらも自然になじみ透明感がでますね。
3. 太めハイライトカラーのメリット・デメリット
3-1. メリット
メリットは以下の通りです。
- ハイライトが見えやすい
- 立体感を感じやすい
- 個性を演出できる
- ハイライトのリタッチがしやすい
- デザインのポイントを作りやすい
太めに入れる場合はアルミホイルの枚数も少なくなります。
スタイルによって施術時間が速く済む場合もあるかもしれません。
3-2. デメリット
デメリットは以下の通りです。
- 根本付近が太くなりすぎる
- 派手になりすぎる
- ギャルっぽくなる場合がある
- ダメージがでやすい
毛量調整やレイヤーが入りすぎると、バランスが悪くなる印象です。
ハイライトの存在感が強くなる分、失敗もしやすくなります。
4. 細めのハイライトカラーのメリット・デメリット
4-1. メリット
メリットは以下の通りです。
- 自然なハイライトになりやすい
- 立体感が出る
- 透明感がでる
- ボリュームアップして見える
- 比較的失敗が少ない
失敗は本当に少ないですね。
思ったより見えない場合はありますが・・・
4-2. デメリット
デメリットは以下の通り。
- 思ったより見えない場合がある
- パサついて見える場合がある
- ダメージがある
- リタッチが難しい
それぞれメリットやデメリットは必ずあるもの。
その中で自分に合うハイライトはどう選んだらいいのでしょうか?
5. 太めと細めのハイライトカラーの選び方
5-1. 選び方
選ぶ参考になるのは以下の通りです。
- 髪質
- 顔立ち
- ハイライトを見せたいか見せたくないか
- 表面の見え方はどうしたいか
5-1-1. 髪質について
髪質によってハイライトの向き不向きがあります。
向かない髪質は以下の通りです。
- 癖がひどく広がりやすい
- 髪が細くて乾燥しやすく、傷みやすい
- ハイダメージ毛
- 縮毛矯正をしている
気になる場合は担当の美容師に相談しましょう。
また、細めと太めと組み合わせることもできます。
5-2. 太めと細めのハイライトカラーの組み合わせ方
ヘアカラーのバランスのとり方のひとつにグラデーションという考え方があります。
このバランスが逆だとどうでしょうか?
たぶん変になりますよね。
このバランスをハイライトでも作るために
- 内側を太く
- 表面を細く
ハイライトを組み合わせるといいのです。
ロングヘアは極端にやってもいいかも。
ここも踏まえて美容師と相談しましょう。
6. ハイライトカラーの持ちと次回のカラーについて
6-1. ハイライトカラーの持ちはどのくらいか
ハイライトカラーは毎月、毎回のカラーで入れなおす必要はありません。
3~4か月、半年以内に入れ直しましょう。
ただ、ハイライトは1か月程度で黄色く褪色してしまいます。
メンテナンスとしては1~2か月以内カラーはしましょう。
6-2. 次回のカラーはどうするのか
ハイライトの褪色が気になるなら全体染めること。
気にならないならリタッチでもいいでしょう。
毎回ハイライトを入れる必要はありません。
7. 施術時間と施術料金について
7-1. 太めのハイライトの施術時間
スタイルやハイライトの抜け具合にもよりますが、約2時間~3時間半くらいでしょう。
7-2. 太めのハイライトの施術料金
地域や美容室、美容師によって変わりますが、10000~20000程度が相場でしょう。
7-3. 細めのハイライトの施術時間
スタイルやハイライトの抜け具合、入れる枚数によって変わりますが、約2時間~3時間半くらいでしょう。
7-4. 細めのハイライトカラーの施術料金
地域や美容室、美容師によって変わりますが、10000~20000程度が相場でしょう。
8. よくある質問
自宅でハイライトを入れる方法はおススメしていません。
ハイライトはブリーチを使用するし、入れ方や入れる場所によってデザインが変わります。
おしゃれにも汚くもデザインが見えるのでできれば美容院でお願いしましょう。
もしやるならイヤリングカラーなどポイントを絞ってみましょう。
ポイントを絞るデザインの参考にはこちらの記事をどうぞ
ハイライトを入れなおすタイミングは3~6か月後です。
毎回入れる必要がありません。
次回のカラーはワンメイクカラーかリタッチをオススメします。
ハイライトは黄色く褪色するため、色味補充が必要です。1~2か月程度で色味を補充しましょう。
失敗の原因はそれぞれあると思います。
①ハイライトが明るすぎた。
この場合は全体を染めるだけで大丈夫です。
②ハイライトが太すぎる
この場合は表面のハイライトが太すぎて嫌だ。そんな場合はハイライトの太い部分の一部分を救って暗い薬で染めましょう。これはローライトという技術といい、ハイライトの逆になります。
これでハイライトの一部分を消して、細くします。
③ハイライトが見えない
- 太く入れなおす
- もう少し明るく入れなおす
- 様子を見る
見えない原因を美容師と相談してみましょう。
9. まとめ
ハイライトカラーは、まず初めにハイライトカラーのデザインについて理解することです。
美容師によって得意なデザインが違うからです。
適切な美容師を見つけて、その後に太めや細めを相談するといいです。
その際に太めのハイライト、細めのハイライトのチップの大きさや入れ方を考えましょう。
適切なハイライトカラーで、新しい自分のヘアを実現しましょう。
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