ご存じですか?本当のパープルシャンプーの選び方を

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・パープルシャンプーを使ったほうがいいと聞くけど何がいいのかわからないな。
・パープルシャンプーは何を基準に選ぶといいの?
・誰かパープルシャンプーの選び方を教えて

ブリーチカラーやデザインカラーをした後の、素敵な髪色をどう長持ちさせるかが課題です。

美容院やSNSで、パープルシャンプーを勧めているが、実際の効果や選び方ってよくわかりませんよね。


この記事を書いている私は、15年以上ヘアカラー専門で美容師として働いており、多くのお客様の髪を染めるお手伝いをしてきました。

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💡この記事の内容

ヘアカラーのプロの目線で、パープルシャンプーの本当の選び方をお伝えしています。

💡この記事を読むメリット

本当のパープルシャンプーの選び方から使い方など幅広くに知り、自分に合った商品を選ぶことができます。

パープルシャンプーの選び方や効果的な使用方法を理解し、ヘアカラーの美しさを長期間楽しむための秘訣、ぜひこの記事で手に入れてくださいね。

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パープルシャンプーはどんな効果があるの?

パープルシャンプーって何?簡単解説!

パープルシャンプーとは何ですか?

その名の通り、紫色の色素が入ったシャンプーです。

パープルシャンプーは通称「ムラシャン」と呼んだりします。

パープルシャンプーはブリーチカラーの黄ばみを抑えて、色落ちを防ぐ効果があります。

髪色を長くきれいに保ちたい方には、まさに必需品なんですよ。

パープルシャンプーの黄ばみに効く秘密をチェック!

なぜ紫なのですか?

黄色の反対色になるからです。

パープルシャンプーの仕組みはこのようなイメージです。

パープルシャンプーの効果の説明①

ブリーチした際の金髪とパープルシャンプーの色素は色相環の反対に位置に存在します。

これを補色といいます。

この補色同士を混ぜ合させるとお互いの色味を打ち消します。

パープルシャンプーの効果の説明②

※無彩色とは白や灰色、黒など色味がなく明度のみの色のこと

この補色の関係は通常のヘアカラーでも応用されています。赤みを抑えるならマット系。オレンジならアッシュ系となるのです。

パープルシャンプーの必要性は何?

補色はわかりましたが、ブリーチのみで美容院は出ませんよね。ヘアカラーの色が入っていますよ。

そうですね。しかしヘアカラーの色味は褪色します。徐々に金髪になってくるのです。

褪色した際にでてくる金髪(黄ばみ)を抑えるために、パープルシャンプーを使用するといいのです。

パープルシャンプーの使う意味の説明

パープルシャンプーは色素は薄めで、染めるというより維持する目的が強いです。
だから、カラー後すぐに使用したほうがいいんですね。

パープルシャンプーのタイプとは

それではパープルに染まることはないんですね?

ほとんどのブランドはそうですが、一部、紫に染まるものもあります。
簡単に解説していきますね。

パープルシャンプーは様々なブランドの商品があります。

その中で大きくは2タイプに分かれると感じます。

  • 薄めのパープルシャンプー
  • 濃いパープルシャンプー

薄めのパープルシャンプーと濃いパープルシャンプーの効果を説明する前に、簡単に髪色について解説します。

髪の色素について

濃いとか薄いとか、紫なら何でもいいのでは?

いいえ。紫なら何でもいいわけではありません。
その理由は、はじめに髪の色素を知るといいでしょう。

髪の色は黒でできているのではありません。

黒とはいろんな色素が混ざって黒に見えています。

髪の色素について①

髪の色素について②

3原色のバランスで髪色は表現されています。3原色のバランスがそろうと無彩色になります。

※無彩色とは黒や灰色、白などの色

髪の明るさとパープルシャンプーについて

はじめに薄いパープルシャンプーの使用例を紹介します。

薄いパープルシャンプーを使用した例①
薄いパープルシャンプーを使用した例②

薄いパープルシャンプーは特にブリーチ2回~3回以上の明るい髪に適しています。

黄ばみを抑えてとホワイトっぽくしたり、柔らかい色味にできます。

しかし、オレンジ味が残った暗めの色に使用すると、色素が薄すぎて効果が実感できません。

濃いパープルシャンプーの例

濃いパープルシャンプーを使用した例①
濃いパープルシャンプーを使用した例②

濃いパープルシャンプーは特にブリーチ2回~3回以上の明るい髪には白を通り越して紫になります。

オレンジ味が残った暗めの色に使用すると、少しグレー寄りにすることができます。

濃いほうがいいのではないでしょうか?

色味はいいのですが、デメリットがあります。
ムラになりやすいのです。

濃いパープルシャンプーはダメージやブリーチのムラがでやすい傾向があります。

あなたの髪にぴったり!パープルシャンプーの選び

パープルシャンプーの選び方のコツ

パープルシャンプーを選ぶコツはこの3つを考えましょう。

  • 髪色の系統
  • 髪の明るさ
  • 今後の髪色

順に解説しますね。

選ぶコツ①髪色の系統

パープルシャンプーと相性のいい髪色は以下にまとめました。

  • ブロンドカラー
  • ホワイトカラー
  • ミルクティーカラーやベージュカラー
  • シルバーカラー
  • 抜きっぱなしブリーチカラー

特に、明るめにブリーチされている髪色が向いています。

ブリーチ回数が1回でオレンジ味があるような明るさでは、パープルシャンプーの色素が足りなく効果が実感できないこと多いです。

ブリーチをしっかり行い、オレンジ味があまり残らない明るさにするといいでしょう。

選ぶコツ②髪の明るさ

仕上がりの明るさではなく、ブリーチの明るさを見ましょう。

このブリーチの明るさでパープルシャンプーの効果の出方が変わります。

以下を参考にしてください。

ブリーチ回数髪の明るさの目安カラーシャンプーの色の入りやすさ
1回16~17レベル(オレンジ味を感じる)入りにくく効果を実感しにくい。
しっかり色が入るタイプがお勧め
2回17~18レベル(黄色味が強い)カラーシャンプーの効果を実感しやすい
普通~濃い目がお勧め
3回以上18レベル以上(ペールイエロー)薄いのから濃いのまで効果を実感できる
用途に合わせて選ぶこと

選ぶコツ③今後の髪色

「これから明るくしていくのか」や、「カラーチェンジするのか」を明確に。

濃い目のパープルシャンプーは残留リスクがあります。

残留リスクとは以下の通りです。

  • 次回のヘアカラーの妨げ(色を変えられないかも)
  • 明るくなりにくい(ブリーチをしても抜けない場合も)

このあたりを参考にしてみてください。

そのほかの選ぶコツとしては容量や価格にも注目しよう。

容量や価格にも注目しよう

パープルシャンプーは通常のシャンプーに比べ1回当たりの量を使います。

お勧めしている量は3倍ほどです。

なぜなら、使用量が少ないと、髪全体に泡が行きわたらず、ムラになりやすいからです。

容量は製品ごとで変わり、150㎖から250㎖くらいと幅広いのですが、容量が多いのがお勧めです。また、業務サイズの1ℓもある製品もあるのでそちらもおすすめです。

余ったとしても、次回のカラーリング後に使用できますよ。

パープルシャンプーの正しい使い方

一般的なパープルシャンプーの使用方法

パープルシャンプー の使い方
  • ステップ1
    お湯で予洗いと通常のシャンプーをする

  • ステップ2
    カラーシャンプーをしっかり泡立てる。
  • ステップ3
    カラーシャンプーの量を調節する

    ※使用量3倍くらい

  • ステップ4
    泡で髪を包み時間を置く

    ※放置時間は3~5分が目安

  • ステップ5
    しっかり流す
  • ステップ6
    すぐに乾かす
注意点
  • お湯の温度は36~38度のぬるめが理想です。
  • 予洗いは1分程度行い、しっかりとシャワーを頭皮に当ててください。
  • カラーシャンプーは洗浄効果が弱いので、はじめに通常のシャンプーで軽く洗うことをおすすめします。

最大の効果を引き出す!使い方のコツ

カラーシャンプーを効果的に使用するためのポイント。

効果を上げる6つのポイント


  1. 予洗い・プレシャンプー
    • 予洗いとはお湯を頭皮から髪に通すこと。1分行うと汚れの7割は取れる。
  2. カラーシャンプー前に別のシャンプーで泡立てる
    • カラーシャンプーは洗浄効果が弱い
  3. カラーシャンプーの前に水気をタオルでとる
    • タオルがポイント
  4. 根元付近からカラーシャンプーを使用すること
    • 根元より毛先に色が入りやすい傾向があるため。
  5. カラーシャンプーの使用量をかなり多くする
    • 使用量が少ないとムラになりやすい。
  6. 泡パックをして5分ほど放置する
    • 髪をカラーシャンプーの泡で包み、時間を置くこと。
    • 10分以上置くと、頭皮や髪の乾燥の原因になることも。

どれくらい使う?頻度と時間のバランス

使用頻度や放置時間はパッケージを確認してください。

使用頻度はそれぞれの商品で変わりますが、多くの場合はカラー直後1週間は毎日使用し、その後は2~3日に1回使用が推奨されています。

放置時間も多くの場合3~5分が多いようです。

使用時の注意

カラーシャンプー使用時の注意点

カラーシャンプーを使用する際、一般的な注意点は以下の通りです。

  • 使用量は多め
  • 壁や浴槽についた場合はすぐに流すこと
  • タオルに色移りする場合がある
  • 手や爪が染まる場合があるので、心配な場合は手袋を使用する
  • サロンカラー10日前は使用しないこと

黒髪や暗い髪に効果があるの?

あまり効果が期待できません。

よくある質問

Q
ムラサキシャンプーと普通のシャンプーの順番は?
A

普通のシャンプーを先にしてください。その際は軽めでいいです。

ムラサキシャンプーはスタイリング剤がついていると泡立ちが悪く、髪全体に均一につきません。それがムラの原因になるため、はじめに軽くシャンプーを行ってください。

Q
ムラサキシャンプーだけで染まる?
A

髪の明るさによります。しかし、主なムラサキシャンプーの効果は染めるのではなく、髪色を維持することです。

ヘアカラーなどで色を入れてから、補助的に使用しましょう。

Q
ムラサキシャンプーで手や爪が染まらないようにするには?
A

ゴムやビニールの手袋を使用しましょう。一部、染まりにくいムラサキシャンプーもありますが、手袋をしたほうが確実でしょう。

Q
ムラサキシャンプーで浴室を汚さないためにはどうしたらいいですか?
A

すぐに洗い流すことと、ムラサキシャンプーを使用する前に壁や床にシャワーをかけておくことです。

水で濡れている方が、比較的染まりにくいはずです。もし、シミになりそうな場合はメラニンスポンジで軽くこすりましょう。

まとめ

この記事ではパープルシャンプーの選び方について解説してきました。

髪の色や髪の明るさなどで選ぶコツを参考にして、ご自身のヘアカラーに最適なパープルシャンプーを選びましょう。

また、この下にパープルシャンプーの関連リンクもありますのでぜひ参考にしてください。

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