ハイライトカラーもしたいし、インナーカラーも・・・
この記事ではハイライトでインナーカラーを入れる「インナーハイライト」を紹介します。
また、「ハイライトカラーとインナーカラーの組み合わせ」と「どちらがオススメなのか?」の解説もしています。
ハイライトとインナーカラーどちらがいいのか迷ったりしますよね。二つともブリーチを使用するので料金やダメージなど不安があり、失敗したくないですよね。
実はハイライトカラーとインナーカラーの両方を合わせたデザインがあるのをご存じですか?
『インナーハイライト』といって、ハイライトカラーとインナーカラーのいいところを合わせたようなデザインになります。
また、ハイライトカラーとインナーカラーで迷っている方にも、記事の最後にどちらがおすすめなのか?について解説しています。
ぜひ最後まで読み、自分に合うハイライトカラーやインナーカラーを見つけてください。
この記事を書いている人
現役のヘアカラー専門の美容師です。ヘアカラー検定も所持して経験と知識は他の美容師に負けません!
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スタイルも展示しながら、簡単にわかりやすいよう解説しますね。
インナーハイライトについて
ハイライトカラーとインナーカラーの造語で、内側のみにハイライトを入れたデザインです。
インナーカラーってどんな感じ?
インナーカラーは髪の毛の内側に表面と違う色を入れるデザインカラーです。
ブリーチを使用して明るくして、オンカラーで様々な色を入れます。
例えば、耳の上だけ入れたベージュとピンクのイヤリングカラーや
内側に大きく入れたグレージュのインナーカラーなど
さまざまなインナーカラーがあります。
入れる範囲や色でデザインの見え方が変わり、内側なので派手になりすぎない特徴があります。
インナーハイライトとはどんなカラー
インナーハイライトはこのインナーカラーを入れる部分をハイライトカラーで入れます。
するとこんな感じです。
インナーカラーに比べ、より自然なデザインになります。
✔インナーカラーとの違い
- ブリーチする量が少ない
- ダメージが控えめ
- 褪色が少ない
- 派手になりにくい
- より自然な仕上がり
- スタイリングやアレンジによって陰影や立体感がでる。
- 明るい色を隠しやすい
特に大人世代や仕事であまり明るく出来ない人、少し遊びが欲しい方、特にブリーチカラーの初心者が挑戦しやすいデザインです。
インナーハイライトのスタイル
インナーカラーが得意な部分
インナーカラーが得意な部分もあります。
インナーカラーが得意な部分
- デザインの存在感を出す
- 色味を強く出す
- カラーデザインを大きく変えれる
ブリーチの範囲を大きくしたり、小さくしたりできます。
範囲をしっかり分けるので色も塗り分けできますね。
インナーカラーとインナーハイライトの違いはデザインの入れ方が違います。
デザイン性は
インナーカラー > インナーハイライト
という感じですね。
インナーカラーとインナーハイライトの共通のデメリット
共通のデメリットがあります。以下の通りです。
✔デメリット
- ブリーチのダメージ
- 褪色
- 時間がかかる
- 料金がかかる
インナーハイライトはどんなスタイルが向いている
インナーカラーに比べて髪の重なりを気にしなくていいですね。
例えば
- ロングスタイル
- ミディアムスタイル
- 少しレイヤーが入ったスタイル
わかりやすく図で
ロングスタイルは比較的どんなスタイルでも
ミディアムからボブは表面にレイヤーが入っているといいかも。
通常のインナーカラーはレイヤーが入らないほうがいいですね。
インナーハイライトが向かないスタイル
向かないスタイルは以下の通り。
- ショートヘア
- 重めのボブ
インナーハイライトができないわけではありませんが、少し見えにくいかもしれません。
インナーハイライトを提案するお客様はミディアムヘア~ロングヘアが多いかも
インナーハイライトの時間と料金について
料金の相場
インナーハイライトの料金は明確に決まっておらず、インナーカラーに比べてマイナーなメニューです。
地域や美容院によって変わりますが、10000円から20000円の範囲内が多いでしょう。
時間の相場
時間も美容院によって変わりますが、通常2時間~2時間半ほど見ておくといいでしょう。
ブリーチの抜け具合やヘアスタイルによって変動するので確認をしましょう。
Q&A
ハイライトカラーとインナーカラーは同時にできますか?
できます。
ただ、色をそれぞれ変えたりすると、カラーデザインが複雑になるため時間や料金がかかる場合があります。
そのようなデザインをしたいときは、はじめにインナーカラーをして、次回のカラーでハイライトを入れるなど、2回に分けてもいいかもしれません。
ハイライトの特徴
ハイライトカラーの特徴は
- スジ状に明るい色が入る
- 立体感が出る
- 動きがでる
- 全体的に明るくなる
- 透明感が出る
インナーカラーの特徴
- 内側と外側の色を変えるデザイン
- 個性的な色を楽しめる
- インナーカラーを隠せる
- 入れる範囲と色でデザインの幅が広がる
両方やると
全体的に明るくなります。
おろしているとハイライトカラーの印象が強いかもしれません。
内側が暗くなりやすい場合や削ぎが入っている場合に、使えるデザインといえるでしょう。
色を複雑にしなければ、バランスのいいデザインかもしれません。
ハイライトカラーとインナーカラーの組み合わせのスタイルのアイディアは
ハイライトカラーの失敗のひとつは内側が暗くなることです。インナーカラーをうまく使うと解消できます。
ハイライト+インナーカラーの組み合わせのスタイル案
インナーカラーの範囲にもよりますが、グラデーション気味のハイライトデザインにしたいときにお勧めです。
インナーカラーの範囲を少なめにするのがポイントです。
また内側の髪が暗くなっている場合もいいでしょう。
ハイライトカラーとインナーカラーどちらを選べばいいか迷っている
ハイライトカラーとインナーカラーはどちらもおすすめです。
✔インナーカラーを選ぶとしたら
- 特定の色を出したい(ブルー、ピンクなど)
- 派手になりすぎないようにしたい
- 全体的なイメージは変えたくない
そして、失敗が少ないが、人と被りやすいです。
✔ハイライトカラーを選ぶとしたら
- 全体の色を変えたい
- 透明感を出したい
- 立体感を出したい
- やわらかい色にしたい
どこを優先するかで決めるといいかもしれませんね。
まとめ
この記事では、ヘアカラー技術の1つである「インナーハイライト」について紹介してきました。
インナーハイライトは、ハイライトカラーでインナーカラーを入れるより自然なデザインです。
ブリーチ初心者や落ち着いた色が好きな人、派手にしたくない人にとてもおすすめです。
しかし、少し物足りないと感じる場合もあるかもしれません。その他インナーカラーも解説しています。
こちらもどうぞ
またハイライトカラーでも落ち着いたデザインにできます。
控えめハイライトカラーを解説しています。
こちらもどうぞ。
ブリーチ無しハイライトは
こちらに解説しています。
このようなデザインは、美容室や美容師の選び方も重要です。
こちらに美容院の探し方も解説しました。
いろいろなデザインを見て自分にあった髪色を見つけていきましょう。
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コメント
[…] A.できます。ただし、色をそれぞれ変えたい方は、カラーデザインが複雑になるため時間や料金がかかる場合があります。そのようなデザインをしたい方は、はじめにインナーカラーをして、次回のカラーでハイライトを入れるなど、2回に分けてもいいかもしれません。(参照:白カラ) […]