グレイヘアにしたいな。
カラーするといつも白髪が染まって移行できない。
このようなお客様は多いです。
このお客様は40代のショートヘアが似合う素敵な女性です。もともとグレイカラー(白髪染め)をしていました。
いつも白髪がそまってしまい、グレイヘアにいつまでも移行できないからどうにかしてほしい。
多くの人がグレイヘアに移行したいと考えますが、つい白髪を染めてしまいます。そしてグレイヘアにするのが難しいと感じます。
この記事では、ショートヘアが似合う40代の素敵な女性のお客様のグレイヘアの経過をご紹介します。
このお客様も、長い期間グレイカラーをしていたが、白髪染めを辞めることができず、なかなかグレイヘアになれませんでした。
写真を使って彼女の髪の履歴と、グレイヘアに移行する方法を説明します。
✔この記事を書いている人
岩手県盛岡市の美容室ブルーテーフでヘアカラーリストとして働いています。
ぼくのInstagramのアカウントでサロン予約を受け付けています。アカウントのメッセージから希望日時とメニューを送ってくださいね。
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✔この記事の内容
- グレイヘアへの移行のリアルな説明
- 白髪に移行する4つの方法
- お客様の好みとグレイヘアへの移行にブリーチを選んだ理由
- ブリーチ後の髪のお手入れの方法
白髪染めからグレイヘアにするための方法
グレイヘアの移行の方法は4つの方法があります。
- 白髪染めを辞めて白髪を育てていく。
- ヘアカラーで徐々に色を変えてグレイヘアに移行する。
- ヘアマニキュアでグレイヘアに移行する。
- ブリーチを使用してグレイヘアに移行する。
グレイヘアの移行の仕方の詳しい説明はこちら
お客様の希望とブリーチを選んだ理由
このお客様は、ヘアカラーで少しずつ白髪に移行したいと考えていました。
以前、他のサロンに行ったことがあり、グレイヘアを希望していたのに白髪が染まってしまい、どうしたらいいのか分からなかったのです。
ぼくは彼女をグレイヘアに変えるために『ブリーチを使用してグレイヘアに移行する』ことにしました。
白髪は髪全体に均一に生えているわけではなく、顔周りや分け目に最も多く発生します。
お客様も顔周りの白髪や分け目が一番気になっていました。グレイヘアに移行するときの白髪ストレスを最小限に抑えてグレイヘアに移行できるように、これらの部分を意識しにくいヘアデザインにしたいと考えました。
また、ブリーチに抵抗がなく、早く変化が見たいとのことで、こちらの方法を選びました。
ただし、ブリーチの使用は髪を傷めることがありますので、ブリーチ後のヘアケアはしっかりと行ってください。髪を修復して潤いを取り戻すには、ヘアトリートメントやヘアオイルを使用する必要があります。
お客様のグレイヘアの経過
それでは順番に説明していきますね。
1回目(ブリーチで脱白髪染め)
初めての来店で分け目から数センチのセクションとお顔周りをブリーチでデザインをしていきました。
もともと白髪が気になりやすい部分をブリーチで明るくして、白髪と明度差を少なくするようにしました。
これで一番気になる、白髪が伸びてきた時の境目が気にならないようになります。
2回目(ブリーチで白っぽくする)
もう少し白に近いようにしたいので、ブリーチを重ねることにしました。
より明るさがでて、白髪となじむ色にしました。
●3回目(ブリーチ部分に色味補充)
少し、グレー系の色味で全体を染めました。
色調を整えるイメージです。
4回目(地毛を生かしてローライト)
今回は伸びた白髪を染めないようにしています。
根元の黒髪につなぐようにローライトをいれ、ブリーチ部分に薄く色味を重ねています。
5回目(ほぼグレイヘア完成)
前回と同じような感じです。
ほぼ地毛と境目がなくなり結果、今回でヘアカラー終了になりました。
あとはカットしていけば完全なグレイヘアになります。
その後の経過
素敵なグレイヘアが完成しました。
今回はブリーチを使用して徐々にグレイヘアを目指す方法を説明してきました。
注意点としてブリーチを頻繁に行うと髪が傷む可能性があるため、間隔を空けてブリーチを行うことやケアブリーチ(プレックス剤)の使用をお勧めします。
今回はブリーチを使用することで、お客様は最小限のストレスで徐々に白髪に移行することができました。
ブリーチ後の髪のお手入れの方法
ブリーチをすると髪質の低下や水分量の低下によりパサつきや切れ毛が起きやすくなります。ヘアケアはしっかりと行うことをオススメします。
ブリーチ後の髪質を補修する。
髪を補修効果が期待できるシャンプーとトリートメントを使用しましょう。
✔ミルボンの『オージュア リペアリティ シャンプー』
引用元:https://salon.milbon.co.jp/shop/g/g162195/から
『オージュア リペアリティ シャンプー』は、髪を傷めたり、乾燥させたりするストレスから髪を保護し、髪を根本から補修することを目的とした、日本のヘアケアブランド「オージュア」のシャンプーです。
✔ミルボンの『オージュア リペアリティ ヘアトリートメント』
引用:https://salon.milbon.co.jp/shop/g/g162195/から
『オージュア リペアリティ ヘアトリートメント』は、髪を補修して健やかにするためのトリートメントです。
オージュアの独自成分「トリプルケアオイル」が、ダメージを受けた髪の内部から補修し、しっとりとした艶やかな髪へと導きます。
また、ハチミツやシアバターなどの保湿成分が、髪に潤いを与えて、乾燥や切れ毛を防ぎます。
ブリーチ後のパサつきを収める
ブリーチヘアはパサつきがでやすいです。色をきれいに魅せるためにもツヤは必要です。
つやを出しつつおさまりも良くなるヘアオイルをおすすめします。
✔Schwarzkopf 『ファイバープレックス ボンド オイル』
引用元:https://www.schwarzkopf-professional.com/jp/ja/fibreplex/homecare.htmlから
『ファイバープレックスボンドオイル』は、髪を補修し、健康的で強い髪を育成するための製品です。このオイルは、髪の内部の結合を補強するためのボンドビルダーとして機能します。
髪には、硬化されたケラチンタンパク質の結合で形成された複雑な構造があります。ボンドオイルは、これらの結合を補強し、髪を補修することによって、髪の強度を高め、ダメージを軽減します。
✔オージュア 『リペアリティ スーペリアエッセンス』
引用元:https://salon.milbon.co.jp/shop/g/g162195/
『オージュア リペアリティ スーペリアエッセンス』は、ダメージを受けた髪を補修・保護するヘアオイルです。
植物由来のオイル成分が豊富に含まれており、髪の内部から補修しながら、表面をコーティングしてダメージから守ります
✔アロディア 『デンス オイル』
引用元:https://www.7-force.co.jp/alodia/から
アロディア 『デンス オイル』は植物由来の成分が豊富に含まれており、髪に潤いを与え、ウエットな質感を表現するスタイリングオイルです。
肌なじみもよく、軽い使用感を与えてくれ、酸化しにくいので、一日中変わらない心地よさを感じられます。
詳しくはこちらに
まとめ
この記事ではブリーチを使ったデザインでグレイヘアの移行方法を写真で説明しました。
髪質や白髪の生え方、量はそれぞれなので自分に合った方法を見つけて、健康な髪を保ちながらグレイヘアに挑戦してみてください。
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