ヘアマニキュアでグレイヘアの移行期や移行のストレスを少なくする方法

・白髪染めが肌に合わなくなってきた・・・
・髪が細く痩せてきた気がする。
・グレイヘアってどうなのかな？
・白髪染めを辞めればいいの？
・白髪染め辞めたら白髪目立ってしまう

白髪染めをすると境界線が目立ってしまい、染める期間が短くなりやすいものです。染めても白髪が少し見えると気になる方も多いのが現状です。

染める回数が増えると気になるのは頭皮や髪のダメージ。特に頭皮はピリピリしたりカラー後のかゆみなど我慢できないこともあるようです。

また、染める頻度が多く、美容院の手間や時間、コスト面も気になるでしょう。

様々な理由から白髪染めを辞めたいと考える方は多いかもしれません。

私は、ヘアカラー専門家として15年以上の経験を持っており、多くのお客様のヘアを美しくするお手伝いをしてきました。

ぼくの詳しいプロフィールはこちら。

この記事では、白髪染めを辞めてグレイヘアに移行を考えている方や移行期の方が白髪をきれいに見せ、境界線がなじむ方法を解説します。

この記事を読めば、根元の白髪のストレスを緩和することができるでしょう。

カラーリストの私が、実際のお客様に満足してもらっている方法や自宅でのケア方法などかりやすく解説しています。

白髪の悩みを解決したい方は最後まで読んでください。

この記事の結論

カラーの刺激や髪のダメージが気になる場合はヘアマニキュアも選択肢になります。

ヘアマニキュアは、アレルギーや頭皮、髪のダメージが少ない特徴があります。

グレイヘアにも移行できますが、普通に白髪染めもできます。それぞれ注意点もあるので、最後まで読んでください。

また、自宅ではヘアカラートリートメントが選択肢に入ります。マニキュアと合わせて、ピッタリなものを使用しましょう。

1. 白髪染めの問題点
2. 白髪染めからグレイヘアにする際の問題点
- 移行期間について
- グレイヘアに移行する際の問題点
3. 白髪の境界線の解決策
- ヘアマニキュアでグレイヘアを目指す
ヘアマニキュアでグレイヘアに移行する方法
- 美容院でヘアマニキュアをする際の注意点
- ヘアマニキュアのグレーで染める際のメリットとデメリット
グレイヘアの移行期にヘアマニキュアで白髪の境界線をなじませる方法
- グレイヘア移行期の白髪のなじませ方
ヘアマニキュアで白髪を染める方法
自宅で白髪の境界線をなじませる方法
- おすすめのカラートリートメント
グレイヘアに移行する際の注意点
まとめ

1. 白髪染めの問題点

白髪染めにはメリットもありますが、いくつかの問題点が存在します。

髪の問題

カラー剤の成分でで毛髪内のタンパク質やキューティクルが損傷し、パサつきや引っ掛かり、ごわつきの原因になります。

一般的に回数を重ねるほどダメージは進行していきます。

頭皮の問題

カラー剤の成分で頭皮に刺激が起こる場合があります。カラー剤や体調によっても刺激は変わります。特に注意するのは、かゆみです。数日間続く場合もあり、我慢するのはやめて、専門家に相談しましょう。

今まで大丈夫だった方も、急に出る場合もありますので注意が必要です。

白髪染めのコストの問題

白髪染めは頻度が高くなりやすく、時間が料金などコストが気になる場合があります。

人によっては2週間以内で染める方も。

このように様々な理由からグレイヘアに興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

2. 白髪染めからグレイヘアにする際の問題点

グレイヘアに移行する際に、いくつかの問題点が存在します。

移行期間について

グレイヘアに移行する際に、移行期間の長さを理解する必要があります。

一般的に、髪の毛は1か月に1センチほどしか伸びません。ヘアスタイルにもよりますが、通常1年~2年程度かかると言われています。

グレイヘアに移行する際の問題点

移行するには長期間白髪を伸ばす必要があり、その期間にストレスがかかると言われています。

その大きな理由として

老け見え問題
家族、友人、職場など周りの目が気になる

この問題が起きる原因はこちらになります。

根元と毛先の色が違い髪がムラに見える

根元が白髪で明るく見え、毛先が白髪染め履歴で暗く見えます。

毛先が明るいより、黒く見えたり茶色く見える方がムラを感じてしまいます。

境界線が目立つ

特に黒く白髪染めをしたいた方は境界線が目立つ傾向があります。

白髪染めを辞めてから半年くらいまで非常に目立ちます。

髪が汚く見える

移行期は境界線と根元と毛先の色の差でムラに見えます。色がムラになると何となく髪がお手入れをしていないように感じて、汚く見えてしまうことがあります。

白髪を染めたい欲求が出る

このようなことからグレイヘアに移行を決心した人でも、4人に1人は白髪染めをしたくなるようです。

引用元：株式会者主婦の友社

移行期間中のこれらの問題を解決するためには、白髪染めを辞めてグレイヘアにする方法以外も知って、ご自身に合った方法を取り入れる必要があります。

3. 白髪の境界線の解決策

グレイヘアをするには白髪染めをやめるだけではなく、様々な方法があります。

この記事では、ヘアカラーでグレイヘアを目指す方法について解説しますが、そのほかにも、ヘアカラーやブリーチを使用した方法もあります。

いろいろな方法を知って、その中から自分に合う方法を実践するしましょう。

ヘアマニキュアでグレイヘアを目指す

白髪染めからヘアマニキュアでグレイヘアを目指す方法があります。

また、グレイヘア移行期の境界線をなじませる効果もあります。

根元の白髪と黒髪、毛先の茶色のまだらな感じにヘアマニキュアを入れると全体的になじませる効果があります。

ヘアマニキュアでグレイヘアに移行する方法

ヘアマニキュアでグレイヘアに移行する方法を解説します。

ヘアマニキュアとは

髪の毛の表面をコーティングするように染める染毛剤で、酸性染料と言ったりします。

カラー剤とは薬自体が違って、染まり方も違うため、

カラーが苦手な人もヘアマニキュアはできる場合が多いです。

ヘアマニキュアのメリット

髪にダメージを与えず、色を入れることができる
頭皮にもダメージが少ない
褪色しても地毛が明るくならない

ヘアマニキュアのデメリット

地毛を明るく出来ない
カラーチェンジが難しい
色落ちが早いと言われている

グレイヘアに移行する際にヘアマニキュアが有効と感じるのは、

地毛を明るくしないからです。

そのため時間がたっても茶色くならず、自然に地毛を育てることができます。

グレイヘアに移行する際の注意点は「選ぶ色」です。

ヘアマニキュアの選ぶべき色

シルバー系やグレー系など、ブラウンの入っていない「無彩色の色味」を選びましょう。

アッシュブラウンなどブラウンが入っていると、白髪が茶色くなり、なかなか取れません。

ブラウンが入っていない無彩色を選ぶようにしましょう。

移行するステップ

白髪染めとヘアマニキュアは染まり方が違うため、新生部とカラーした部分と境目が出やすいです。

そのため、はじめは少し濃い目のグレーを使用すると新生部とカラー部分の明るさを近づき、境界線をぼかせます。

これを数回続けながら、徐々にグレーからライトグレーのように薄くしていきます。

あとは、白髪染め部分がなくなるとグレイヘアの出来上がりです。

美容院でヘアマニキュアをする際の注意点

美容院によって、ヘアマニキュアのグレーやシルバーなど置いてない場合があるようです。

その場合は個別で発注できるかもしれないので担当者に相談するとよいでしょう。

ちなみに私が使用しているマニキュアはこちらになります。

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ミルボンオルディーブルドレスプラチナグレイ(PG)を使用します。単品もしくはCL(クリア)と混ぜたりします。

美容院に無いようなら、こちらを美容院で頼むか購入して美容院に持っていくといいかもしれませんね。

※ショートなら1本ロングなら2本あると間違いないです。

ヘアマニキュアのグレーで染める際のメリットとデメリット

メリット

黒髪と白髪と茶色がうまく調和がとれる
ツヤとハリがでる
ダメージが少ない
カラー特有の刺激やにおいが無い

デメリット

白髪が隠れるわけではない
境界線が消えるわけではない
タオルや服に色が移る可能性がある

グレイヘアの移行期にヘアマニキュアで白髪の境界線をなじませる方法

グレイヘア移行期は伸びた白髪と毛先の茶色の髪の違いが気になることが多いです。

そのままにすると、ムラに見えたり、汚く見えたりするので、ヘアマニキュアを使用すると少し気にならなくなります。

ヘアマニキュアは根元の白髪を育てつつ、毛先との色の差を埋めることができるのでおすすめです。

グレイヘア移行期の白髪のなじませ方

少し濃いグレーやシルバーなど、無彩色のヘアマニキュアを髪全体に使います。

上の図のように薄いヘアマニキュアだと、

根元の色がシルバー

毛先の色が茶色

結果として、根元と毛先がなじみません。

なので上記のように少し濃いヘアマニキュアを使用します。

すると完全ではありませんが、先ほどより根元と毛先がなじみます。

あとは1.5ヶ月に一回ほどのペースで繰り返していくと、自然にグレイヘアになっていきます。

ヘアマニキュアで白髪を染める方法

実はヘアマニキュアで白髪染めもできます。

頭皮が気になり、仕方がなく染めるのをやめるなら、ヘアマニキュアで白髪を染めてもいいかもしれません。

今度はグレーやシルバーではなく○○ブラウンの色味を使用すると、白髪を染めて自然なブラウンにできます。

自宅で白髪の境界線をなじませる方法

美容院が理想なのはわかるが、自宅で済ませたいという人もいるのではないでしょうか。

自宅で済ませるなら選択肢は

白髪用カラートリートメント

この一択になるでしょう。

なぜなら、市販のヘアマニキュアはすべてブラウンだからです。白髪を染めるだけなら、有効かもしれませんが、頭皮や皮膚につく恐れがあり、なかなか取れません。

それなら、簡単で手軽に使えるカラートリートメントをお勧めします。

ヘアスタイル	1回の使用量(目安)
ショート	ピンポン玉　約1個分
ミディアム	ピンポン玉　約2個分
ロング	ピンポン玉　約3個分

グレイヘアに移行する際の注意点

グレイヘアはすべてに人に似合うとは言えません。

ヘアスタイルやお手入れ、ファッション、メイクなど髪だけでなくトータルのバランスを整える必要があります。

グレイヘアが似合う人

グレイヘアが似合う人の特徴はいくつかあります。

ファッション、メイク、アクセサリーなど、自己表現を大切にし追求できる人
美意識が高く、ヘアケアに積極的な人
自分自身の価値観に自信を持つ、大切にする人
肌のトーンとグレイヘアが調和する人
強いパーソナリティを持つ人
柔軟でオープンマインドな人

グレイヘアの似合う有名人や特徴について解説している記事もあるので、参考にしてください。

髪のお手入れ方法

グレイヘアをかっこよく見せるには髪のお手入れも必要です。

特にツヤが重要になってきます。

くせやうねりを伸ばしたり、白髪の黄ばみを抑えたりすると、グレイヘアが洗練されたイメージになるでしょう。

グレイヘアをきれいに見せるコツを解説しているのでこちらを参考にしてください。

白髪の黄ばみを抑える方法について解説しています。こちらも見てください。

グレイヘアに合わせたファッションやメイク

グレイヘアを良く見せるにはファッションとメイクのバランスも重要です。

ファッションやメイクについて簡単に解説している記事も作成しました。

こちらも参考にしてください。

まとめ

この記事では、グレイヘアに移行する際や移行期に気になる根元と毛先の色の違いをなじませる方法について解説してきました。

この方法はヘアマニキュアを使用して全体の明るさと色をなじませる方法です。

使用色はグレーやシルバーなど無彩色を使い、移行初期や移行期のはじめは濃いグレーを使用し、徐々に薄く調節します。

この方法を使うことで、頭皮や髪のダメージを抑えながら、白髪のストレスを軽減し、徐々にグレイヘアに近づけることができます。

また、自宅での方法として白髪用カラートリートメントをお勧めしました。

ぜひ参考にしてください。

そして、グレイヘアの関連記事として、