耳に髪をかけられない。
髪をまとめると白髪が気になる。
もみあげや耳周りの白髪が気になる方、白髪の原因や対策方法を知りたいと思いませんか?
今回はプロの美容師が、もみあげや耳周りの白髪に関するすべての情報をお届けします。
この記事の内容。
- 白髪についての知識と対策、
- 白髪を隠す方法
- 様々なヘアカラー方法、
- ヘアケアについて
この記事を書いている人
岩手県盛岡市の美容室ブルーテーフでヘアカラー専門の美容師で、ヘアカラー協会の検定所持しています!
あらゆる白髪対策に応用できるので最後まで読んで、自分に合った白髪対策を見つけましょう!
1. 白髪が目立つもみあげ・耳周りの原因と予防
もみあげや耳周りの白髪。1本でも気になりますよね。
原因や予防方法を取り入れて、もう増えないようにしたいですね。
1-1. 白髪が増える原因とは
白髪は主に加齢や遺伝的な要因によってメラニン色素が減少して起こります。
メラニン色素は髪の色をつくる色素です。
その他にストレス、睡眠不足、偏った食生活、病気も白髪に関係する可能性があります。
1-2. もみあげ・耳周りの白髪の特徴と原因
白髪の発生は均一ではありません。生え際や分け目から発生することが多いですね。
特に、もみあげや耳周りは髪をまとめたり、耳にかけると気になります。
原因は、頭皮の乾燥や紫外線の影響があげられます。
1-3. 白髪が生え始める年齢
30代半ばから生えはじめ、40代で白髪を染め始めると言われます。
1-4. 白髪を予防するためは
科学的に白髪を完全に抑制する方法は見つかっていませんが、可能性のある方法はこちらになります。
- ①健康的な食生活を心がける
- ②ストレスを管理する
- ③抗酸化物質を摂取する
- ④適度な運動
- ⑤睡眠の質を上げる
①健康的な食生活を心がける
オメガ3脂肪酸、ビタミンB12、ビオチン、ポリフェノールなどが多く含まれている食材を摂取する。
②ストレスを管理する
長期的なストレスは頭皮環境に悪影響。ストレスホルモンの分泌や酸化反応の促進、頭皮の栄養不足を引き起こす。
③抗酸化物質の摂取する
抗酸化剤を摂取することで、髪の毛の細胞を保護し、白髪を予防し、髪質の改善にも期待できます。
④適度な運動
血流を改善し、髪に必要な栄養素が行き届くようになります。頭皮マッサージもおすすめ。
⑤睡眠の質を上げる
細胞の修復と再生を促し、毛根と髪の成長にとって重要です。
2. もみあげや耳周りの白髪の対策
白髪対策は3つ考えられます。
- ①白髪を染める
- ②白髪隠しを使う
- ③ヘアスタイルで目立たなくする
2-1. 白髪を染める
美容院で染める場合は『白髪染め(グレイカラー)』か『おしゃれ染め』を選べます。
白髪を染めるか、なじませるかによって変わりますので、美容師と相談してくださいね。
2-2. 白髪隠しを使う
白髪隠しとは、生え際などの気になる白髪を一時的に目立たなくするものです。
主に4タイプ。
白髪隠しとは、生え際などの気になる白髪を一時的に目立たなくするものです。
主に4タイプあります。
白髪隠しアイテムの種類 | 特徴 |
---|---|
①マスカラタイプ | フェイスラインや部分的に数本生えている場合に使いやすい。 |
②ファンデーションタイプ | 分け目などフェイスラインなど広範囲に使いやすい。 |
③スティックタイプ | スティックの形状によって変わるが、部分的に使用しやすい。 |
④スプレータイプ | 広範囲に使える。 |
さらに色のキープ期間が異なる。
- ①シャンプーで落ちるタイプ
- ②徐々に着色するタイプ
①シャンプーで落ちるタイプ
毎日使用する手間がありますが、ヘアカラーのこだわりがある方はこちらを使用すること。
②徐々に着色するタイプ
ヘアカラーの邪魔になる場合と手につくと取れにくいですが、毎日使用する手間が省けます。
2-3. ヘアスタイルで目立たなくする
サイドバングが大事です。前髪の横の髪をまっすぐおろしてもみあげをカバーします。
サイドバングがない場合は美容師に相談してカットしてもらいましょう。
また、フェイスラインの髪を後ろに流すのはやめましょう。
白髪も見えやすいし、今っぽくないスタイルになってしまうかもしれません。
3. もみあげや耳周りの白髪の染め方と注意点
3-1. 白髪染めの種類と特徴
白髪染めは
- ①全体染め
- ②ハイライト・ローライト
- ③インナーカラー
など様々な種類があります。
①全体染め
白髪染め用(グレイカラー剤)かおしゃれ染め用のカラー剤を使用します。
●グレイカラー剤:白髪がしっかり染まが、伸びると境目が気になる場合がある。
●おしゃれ染め:色や明るさが出しやすいが、白髪があまり染まらない。
②ハイライトとローライト
部分的に明るい髪と暗い髪を混ぜ合わせるように染めるため、立体感が出せます。
●メリット:白髪のなじみが良い特徴があります。
●デメリット:技術に時間がかかり料金もかかることが多い
インナーカラー
髪の内側だけを明るく染め、白髪が明るい色によって気にならないようになります。
●メリット:白髪が見えなくなる。伸びても白髪が気にならない。
●デメリット:時間、料金もかかる。派手に見える場合がある。
3-2. もみあげ・耳周りの白髪を染める際の注意点
4. 耳周りの白髪の対策(お客様の例)
①おしゃれ染め(白髪をぼかす)でなじませる
ぽつぽつ白髪があるお客様です。
白髪はなじむ程度でいいという希望なのでおしゃれ染めでなじませました。
ポイントは白髪にも少し色が入るように調合しています。
白髪染め(グレイカラー)とおしゃれ染めの違いについてはこちらに詳しく記事にしています。
「おしゃれ染め」と「白髪染め」の違いを知って、自分に合ったヘアカラー見つけよう!
②白髪染め(グレイカラー)をする
白髪が見えると気になる人は白髪をしっかり染めることです。おしゃれ染めは褪色がしやすく、白髪がキラキラ浮いてしまいます。
白髪染め(グレイカラー)は白髪をカバーし、褪色も穏やかです。白髪もキラキラ浮きにくいため、白髪が見えると嫌な方はこちらがお勧めです。
おしゃれ染めも白髪染めも同じヘアカラーです。どちらもメリットとデメリットがあるため、美容師としっかりと相談をしてくださいね。
白髪染めとおしゃれ染めで白髪を染める方法についてはこちらに詳しく記事にしています。
③ポイントで白髪染めを使用する。
こめかみですが、もみあげにも応用できます。
一部分だけ白髪を染めるカラーをします。
④耳周りのハイライトで白髪ぼかしをする
耳周りにハイライトを入れて白髪の仲間を作ります。
デザインのアクセントと白髪をぼかす効果が期待できます。
⑤白髪をインナーカラーで気にならないように
少しデザインが強くなりますが、インナーカラーを入れると白髪が気にならないようです。
インナーカラーが目立つのでもみあげ以外の白髪も気にならないと言われます。
3-4. 白髪染め後のアフターケア
カラーリングをした後は、アフターケアを行うことが重要です。
髪が傷みやすくなっているため、コーミングやブラッシングなど物理的なダメージを避けましょうね。
また、シャンプーはカラーリング用を使い、トリートメントやヘアオイルで髪の栄養補給しましょう。
そして、紫外線対策も忘れずに行い、髪と頭皮をいたわりましょう!
4. もみあげや耳周りの白髪の自然な隠し方
4-1. ヘアスタイルで白髪を目立たせない工夫
サイドバングをまっすぐおろすことやロングヘアでおくれ毛をだすこと、ヘアアレンジで白髪を目立たなくすることができます。
4-2. ヘアアクセサリーを使った白髪のカバー方法
ヘアアクセサリーをつかい、もみあげや耳周りの白髪をカバーすることができます。
例えば、ヘアバンドやヘアクリップを使って、白髪を隠したり、ヘアピンでアレンジの中に隠せますよ。
5. 美容室で白髪を予防する方法
白髪を改善するためには、美容室でのケアも大切ですね。
例えばヘッドスパや頭皮のトリートメントがあります。
頭皮の老廃物や汚れを取り、頭皮環境を整えたり、マッサージ効果で血行を促進したりできます。
これらの施術によって健やかな髪の成長を促すことができますよ。
6. Q&A
Q1. 白髪を染めると、髪のダメージはどの程度ですか?
A1. 白髪を染めると、髪には一定のダメージがあります。しかし、近年ではダメージを軽減する製品も開発され、ダメージを最小限に抑えることができます。
Q2. 白髪を抜くと白髪は増えますか?
A2. 増えません。しかし、白髪を抜く際に周り髪にダメージを与えてしまい、白髪になる可能性はあります。
Q3. 運動や食事で白髪を予防できるの?
A3. はい、適度な運動や栄養バランスのとれた食事は、白髪を予防するために重要な役割を果たします。運動は血液循環を促進し、ビタミンやミネラルなどの栄養素も、健康な髪を作るために欠かせません。
8. まとめ
もみあげや耳周りの白髪の原因は、加齢や遺伝、ストレス、栄養不足、生活習慣の乱れなどが挙げられます。
白髪に対する対策方法としては、白髪染めや白髪隠し、ヘアスタイルやヘアアクセサリーを使った隠し方があります。
染め方や隠し方、予防など自分に合うものを取り入れていきましょう!
9. おわりに
白髪は美容師に相談して解決しよう
白髪は、自分で改善するのは難しい場合があります。
プロの美容師に相談して解決するのがおすすめです。
美容師は、白髪の原因や状態を見極め、適切な対策を提供してくれます。
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