白髪染めと白髪ぼかしは何が違うの?

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白髪の悩みの解消の仕方

毎月染めるのが大変

でも白髪も気になるし

白髪ぼかしっていったい何なの?

こんな悩みを解決できる記事になります。

✔この記事の内容

  • 白髪ぼかしとは?
  • 白髪ぼかしと白髪ぼかしハイライトについて
  • 白髪ぼかしとグレイカラー(白髪染め)を比較
  • 白髪ぼかしのメリット・デメリット
  • よくある質問

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この記事では『白髪ぼかし』と『白髪染め』の違いについて解説しています。白髪染めは多様化していて、今は白髪を染めるだけでは満足されません。白髪ぼかしだけではなく、いろいろな染め方があります。

カラーを変えるきっかけになればと思います。気になる場合は美容師に相談してみましょう。きっと『いい染め方』や『色』があるはずです。

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どのように『白髪』を染めるべきかわからない人へ

『白髪染め』や『白髪ぼかし』などよく聞くけど、何がいいのかわからない。ぼくが押さえているポイントを表にしました。

染め方白髪の染まり伸びてきた
時の境目
褪色度合い料金時間
白髪染め◎から〇
しっかり染めたい

出やすい
〇から◎
色持ち良い
白髪ぼかし
(ワンカラー)
〇から△
なじむ程度でいい
〇から◎
気になりにくい
△から〇
明るくなる
『白髪ぼかしハイライト』〇から△
もっとなじませたい

一番気になりにくい

明るくなる
『白髪染めハイライト』◎から〇
しっかり染めたいけど
なじませたい
〇から△
ベースの明るさに
よって変わる

ハイライトが
明るくなる

参考にしてください。

この記事では、『白髪ぼかし』と『白髪染め』について解説しています。

もし白髪ぼかしハイライトについて知りたい方はこちら。

グレイヘアーの女性

白髪ぼかしとは?

白髪をなじむように染めることです。

従来の白髪染め(グレイカラー)は白髪をしっかり染めるため、1か月後に境目が気になりやすい。その境目がでないように染めるのが『白髪ぼかし』です。

具体的にはいくつかの方法があります。

  1. グレイカラー剤(白髪が染まるカラー剤)で明るめを使用する。
  2. ファッションカラーでグレイ(白髪)を浅く染める。
  3. ハイライトを入れてなじませる。

人によって解釈やメニューが変わりますが、僕はこのように解釈しています。

ハイライトを入れてもいいし、ワンカラーでもいい。とにかく境目がでないように染めることを『白髪ぼかし』としています。

白髪ぼかしと白髪ぼかしハイライトについて

InstagramやGoogleで『白髪ぼかし』と検索すると必ず『白髪ぼかしハイライト』がでてきます。

『白髪ぼかし』はハイライトが必要に思えますが、そんなことないのです。実は境目がでないようにするなら、ワンカラーでもできます。

このお客様はファッションカラーのアッシュの5レベルで染めています。

白髪が少し浮く程度です。

使用する薬剤や色でグレイ(白髪)の染まり具合を調節できます。

ワンカラーでやるなら

  1. グレイカラー剤の明るめを使用する
  2. ファッションカラーでグレイを浅く染める。

という選択肢があります。

1と2でグレイ(白髪)をぼかし、境目をなじませることができます。

ハイライトを入れるとさらになじませることができる『白髪ぼかしハイライト』になります。

『白髪ぼかし』と『グレイカラー(白髪染め)』を比較

ここではワンカラーの『白髪ぼかし』と『グレイカラー(白髪染め)』を比較して説明しますね。

グレイカラー剤とは?

グレイカラー剤とはファッションカラー剤と同じヘアカラー剤です。

メーカーがグレイ(白髪)も染まるように設計されたカラー剤です。

1枚目がグレイカラー剤で2枚目がファッションカラー剤のカラーチャートです。

グレイカラー剤は茶色が多く含まれていて濃いのでグレイ(白髪)が染まります。

こんなイメージですね。

ファッションカラー剤の特徴

ファッションカラーは茶色が少なく、グレイカラー剤より薄くできています。

グレイ(白髪)が染まってくれません。

しかし、茶色と濃さを調整することでグレイ(白髪)を染めることができます。

グレイカラー剤でも染まらないし、ファッションカラーでも染めれる

色によって、グレイカラーでもグレイ(白髪)は染まらないし、ファッションカラーでもグレイ(白髪)が染まります。

グレイカラーの明るめ→染まりが悪い(浮く)

ファッションカラーの暗め→染まる

グレイカラー剤でも明るいと染料が薄くなり、ファッションカラーでも調合でグレイ(白髪)に色が入り、どちらでも浅く染めれます。

グレイ(白髪)を浅く染めると境目がなじみ、グレイ(白髪)をぼかすことができます。

このようにグレイ(白髪)をぼかすことが可能です。

ハイライトを入れなくても調合やカラー剤の選定で『白髪をぼかす』ができます。

※スタイルや色によってハイライトがあったほうがいい時あります

白髪ぼかしのメリット・デメリット

ぼくは『グレイカラー(白髪染め)』と『白髪ぼかし』のどちらがいいとは決めることができないと思っています。

どちらがいいかは『お客様による』からです。

それぞれメリットとデメリットがあるので参考にして決めるといいと思います。

メリットデメリット
グレイカラー(白髪染め)●技術差がでない(一定の仕上がり)
●時間がかからない
●白髪がしっかり染まる
●褪色が穏やか
●低料金
●色が変えられない
●明るくなりにくい
●暗くなりやすい
●境目が気になりやすい
●サイクルが短くなりやすい
白髪ぼかし(ハイライトなし)●時間がかからない
●境目がでにくい
●低料金
●透明感でる
●明るくできる
●やわらかい色が出せる
●白髪の染まりがあまい
●褪色すると明るくなりやすい
●美容師の知識格差がある
●褪色すると白髪が浮く

実際に『白髪ぼかし』に変えた方でも、グレイ(白髪)をもっと染めたい、褪色が気になる、ということで『グレイカラー』に戻す場合があります。

どちらがいいかは人によります。

メリットとデメリットで自分に合う方を試してみてください。

白髪ぼかしをした後はどうするの?

白髪ぼかしをした後はどうしたらいいのでしょうか?

順番に解説していきますね。

来店サイクルについて

白髪の境目が気になりにくいので、もしかしたらいつもより長持ちするかもしれませんが、長くても1.5ヶ月ほどでしょう。

1か月に1センチ髪は伸びるので、気になるはずです。

ただ、『もう染めないといけない』というストレスが少なくなると言ってもらえます。

それでも1.5ヶ月くらいのカラーサイクルが多いですね。

白髪ぼかしは薬剤選定が難しいので微調整が必要な場合アリ

仕上がりの色だけではなく褪色の過程も経過を見ましょう。

デメリットでも書きましたが、褪色がしやすく明るくなる場合があります。

カラー剤が茶色が少なく薄いためです。

グレイカラーから白髪ぼかしに変えたところ、2レベル以上明るく褪色してしまったお客様もいます。

そのため前回の仕上がりと褪色をみて暗くしたり、明るくしたり調整が必要な場合があります。

仕上がりと褪色の経過を見てベストの色に近づけましょう。

ホームカラーなどお家でのケアについて

1.5ヶ月で染めれない人も多いと思います。

もしホームカラーをするなら、選ぶ基準をお伝えしますね。

  • ホームカラーは明るめのものを使うこと
  • 指で見えるところの根元だけ塗ること
  • 放置時間を守ること

ホームカラーは明るめのものを使うこと

ホームカラーの失敗は暗くなりすぎることです。

暗くなるとカラーでは修正しづらいからです。

少し根元が明るいくなるものを使いましょう。

染める前でグレイ伸びていますが、根本が明るいのが分かりますかね。

こんな感じ若干明るくなるようなものを使用するといいと思います。

明るいのは簡単に修正できます。

暗くなるのを気を付けましょう。

指で見えるところの根元だけ塗ること

ホームカラー剤はコームタイプ、刷毛タイプ様々です。

いずれも狙ったところのみ塗るのは難しいはずです。全体を染めるのではなく見えるところの根元のみ染めましょう。

コツは指で刷り込むことです。

人差し指に薬を付け、分け目、生え際に刷り込むように塗りましょう。

指だと余計なところにつかないはずです。

放置時間を守ること

放置時間は決まっています。タイマーで時間を守りましょう。

短いと適切な色にならないし、長いとダメージだけ進みます。

よく時間を置くと染まりがいいと感じますが、気のせいです。放置時間は短くても長くてもいけません。

時間を守りましょう。

よくある質問

Q1白髪染めで黒くなった髪でもできますか?

徐々に変えていくイメージです。

根元のほうが明るく見えやすいので、数か月かけて移行していきます。

根元から0.5レベルづつ明るくしていきます。

Q2髪を明るくしたくありません。暗めでも白髪をぼかすことができますか?

できます。

グレイカラー剤で暗くするとくっきり白髪が染まってしまうので、ファッションカラーで染めます。

その時も染まり切らない染料のモノを使用しています。

Q3白髪ぼかしをすると染める頻度は変わりますか?

変わりますが、やはり1.5ヶ月サイクルが多いです。

伸びるのは変わりませんが、気になり方は変わるかと思います。

白髪をどのくらい染めるかを相談しよう

『白髪染め』と『白髪ぼかし』について解説しました。

メリットとデメリットをみて、場合によってハイライトが必要な時があるので、担当者に相談してみてください。

ぜひ、一度挑戦してみましょう。

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