・最近白髪が気になりだしたな
・どの白髪染めを選んだらいいかわからない
・髪と頭皮に優しくて、さらに評判のいい白髪染めを知りたい
多くの男性が白髪に悩む一方で、自身に合った白髪染めを見つけることが難しいと感じています。
この記事を書いている私は15年以上ヘアカラー専門で、多くのお客様の髪を美しく染めるお手伝いをしてきました。特に白髪の悩みに対して様々な解決策を提供しています。
ぼくの詳しいプロフィールはこちら。
メンズにおすすめの白髪をグレーに染める、基本の知識から具体的な染め方や製品まで詳しく説明します。
カラー専門美容師がおすすめするグレーに染める製品から白髪染めまで、知って白髪を魅力的に見せる方法を理解できます。
あなたの白髪の悩みを解決し、より自信に満ちた毎日を送る手助けをするための情報が詰まっています。ぜひ最後までご覧ください。
1. メンズの白髪染めの新常識グレーに染める
1.1 「グレイヘア」と「グレー」に染めること違い
白髪を染める際にグレイヘアとグレーは少し違います。
グレイヘア:白髪を自然に活かしたヘアスタイルやヘアカラー
グレー:ヘアカラーなどでグレーに染めた髪色
似たような言葉ですが、グレーはヘアカラーで作るイメージです。
1.2 白髪染めとの違い
白髪染めとは、赤味や茶色味が含まれていて、黒髪と白髪の色を合わせるように作られたカラー剤のこと。
明るさや色味も選べますが、全体的に茶色い色素が配合されていて、色の差が出にくいです。
例えば、アッシュカラーで比べるとこのように違います。
白髪染めのアッシュは、黒髪と白髪を合わせるように染める必要があるので、
茶色が配合されています。
1.3 グレーに染める特徴とメリットを理解する
- 白髪染めをしたら思ったより黒くなってしまった。
- いかにも白髪染めの色で嫌だった
- 生え際の白髪がすぐに気になった
もっと自然に染めたい。そんな思いを叶えるのが、
「グレー」に染めること。
グレーは白髪と黒髪の中間色になり、自然に白髪をカバーして洗練された大人の魅力を醸し出します。
しかし、グレーといっても様々な呼び名があります。
1.4 グレー・アッシュグレー・グレージュの違いは?
グレー・アッシュグレー・グレージュは、いずれもヘアカラーの色味の一種です。
同じ無彩色の色味ですが、微妙にニュアンスが違います。
グレー・アッシュグレー・グレージュは無彩色のグループ
アッシュとはくすみのある灰色のこと。
グレージュは灰色とベージュを合わせた、くすみのあるニュアンス色のこと。
全て似たような色味ではないでしょうか?
グレージュはベージュの画像が数枚混ざっている感じで、
「シルバー・グレー」・「アッシュ」・「グレージュ」などはすべて同系色の色味です。
以下の図のように「シルバー」「アッシュグレー」「グレージュ」は明るさとニュアンスで分かれます。
正直、すべてグレー系でいいと思っていて、美容院でオーダーする際は画像を数枚準備しましょう。
自分で染める際はそこまで意識しなくていいです。
1.5 グレーのヘアカラーはなぜ男性に人気?
- 白髪が自然になじむ
- 白髪を活かした色
- 大人のかっこいい魅力がでる
- 透け感がでる
- 赤味を抑えて外国人風のやわらかい質感がでる
特に白髪が多い方は白髪を活かした色合いが楽しめます。
2. グレイヘアとは
グレイヘアに移行する方法も簡単に説明しておきます。
2.1 グレイヘアにする方法
グレイヘアとは白髪を自然に活かしたスタイルで、白髪をそのままにしたり、ほんのり色を付ける場合があります。
どちらにしても、白髪染めを辞めてグレイヘアに移行する必要があります。
移行する方法は以下の通りです。
- 白髪を伸ばして育てていく
- カラーで徐々に変えていく
- ヘアマニキュアで移行していく
- ブリーチを使用する
- 白髪染めトリートメントで移行する
詳しくはこちらの記事で解説しました。
3. グレーにするための条件
白髪染めやヘアカラーでグレーに染めるには
条件があります。
3.1 グレーに染めるための白髪の量
グレーに染めるには白髪の量が重要です。
白髪の量が少ないと暗めになるか、茶色になってしまいます。
白髪の量が多いと白髪がグレーになり、全体的にグレーに見せることができます。
理想的なグレーに仕上げるためには、白髪の量を確認し、適切なカラー選択をすることが必要です。
3.2 グレーに染めるためには白髪染めはしてはいけない
グレーに染めるには、通常の白髪染めを避けることが望ましいです。
白髪染めをするとグレーにならない理由は以下の通りです。
- 白髪染めの色素が髪の中に存在し続ける
- 白髪染めの色素は赤味や茶色味が多い
- 白髪染めすると通常のカラーで明るくなりにくい
- 白髪染めすると通常のカラーで色が変わりにくい
- グレーと赤味や茶色味の相性が悪い
すでに白髪染めをしている場合は、時間を空けたり、カラーを繰り返し、少しづつ変えていくことが必要です。
3.3 グレーに染めるには専用のカラー剤を使用する
白髪をグレーやシルバーに染めるには、通常の白髪染めではなく、専用のカラー剤を使用しましょう。
これは、一般的な知らば染めにはブラウンが含まれているため、グレーやシルバーになりません。
もし、白髪も染まるアッシュブラウンなら白髪染めも選択肢に入ります。
好みのイメージに合わせて、
「白髪染め」もしくは
「専用のカラー剤」を選びましょう。
3.4 白髪が少ない場合はブリーチが必要
もし、白髪の量が少ない場合はブリーチが必要です。
ブリーチをすることで、好みのカラーに変えることが簡単にできます。
こちらの記事で詳しく解説しました。
4. 30代から50代人気お勧めのヘアカラー
4.1 白髪をグレーに染めるカラー剤
白髪染めより白髪を活かすイメージのカラー剤です。
茶色が含まれておらず、グレーの濃さの違いがあります。
白髪の多い人はシルバーからグレーまで、白髪の少ない人はグレーからブラック寄りに見えるでしょう。
4.2 アッシュグレー
4.3 アッシュブラウン
アッシュでもブラウンが配合されたシリーズです。
しっかり染まるように濃い目のアッシュブラウンです。
赤味をおさえつつ、白髪を染めたい方向けです。
4.4 明るめのアッシュ
男性向けの白髪染めのアッシュは少ないので女性用を紹介します。
・シエロ ヘアカラーEX クリーム 4A ( アッシュブラウン)
40代以上の女性向けの白髪染めで、少し白髪の多い方が対象の商品です。
しっかり白髪もカバーして明るさも出す、そんなカラー剤です。
赤味を抑えて自然なアッシュカラーに仕上がります。
・シエロ デザイニングカラー ルーセントアッシュ
同じシエロで30代の白髪がちらほら出てきた女性向けの商品。
そのため、おしゃれ染めの感覚で白髪も染めるカラー剤です。白髪をしっかり染めるというよりぼかすくらいのイメージ。そのため明るくできます。
5. グレーに染める方法:基本のコツと選び方
5.1 白髪染めの選び方:色味・色持ち・ヘアケア成分のポイント
簡単に白髪染めの選び方について解説します。
①自分の髪質
髪質によって仕上がりの色は変わります。
自分の髪質に合わせて色を選びましょう。
明るくなりやすい髪質 | 暗くなりやすい髪質 |
---|---|
細い | 太い |
髪の量が少ない | 髪の量が多い |
光に当たると茶色い | 真っ黒な髪 |
②色味の選び方
色味の選び方について簡単に。
しっかり染めたい | 明るく染めたい | グレーに染めたい | |
---|---|---|---|
市販品 | ・暗めの白髪染め ・アッシュブラウン | ・明るめの白髪染め ・アッシュブラウン (シエロ) ・ルーセントアッシュ | ・リライズ ・ビゲングレースタイル ・ルシード(グレイッシュブラック) |
美容院 | 白髪染め | おしゃれ染めのシルバーやグレー (美容院) | ・ヘアマニキュア (美容院) |
カラートリートメント | ・カラートリートメント (濃い染料) | ・カラートリートメント (グレー系) | |
③色持ちについて
色味 | 色持ち |
---|---|
白髪染め | ◎ |
アッシュブラウン系 | 〇 |
グレーに染めるカラー剤 | △ |
白髪染めは色が濃く、ブラウン味も多く含まれているので色持ちはいいです。
グレーに染めるカラー剤は少し取れやすいと言えるかもしれません。
ヘアケア成分のポイント
ヘアケア成分は白髪染めに含まれる成分の一部です
以下の成分が含まれていると、髪や頭皮に潤いや栄養を補給し、ダメージを防いでくれます。
成分 | 保湿成分 | オイル |
---|---|---|
・ケラチン ・シルクプロテインなど | ・グリセリン ・ヒアルロン酸 ・パンテノールなど | ・アルガンオイル ・オリーブオイル ・ホホバオイルなど |
6. 注意点
6.1 染めた髪へのダメージ対策
ヘアカラー後のダメージ対策は、髪と頭皮を守ることが重要です。
カラー頻度の調整やシャンプーやトリートメントをカラー用に変えましょう。
6.2 長持ちさせる方法
カラーを長持ちさせるには以下のことを気を付けましょう
- シャンプーの回数
- ドライヤーやアイロンの熱
- 紫外線
とはいえ、カラーは定期的に行うため髪や頭皮にダメージが蓄積しやすいかもしれません。
もし、気になるならカラートリートメントもおすすめです。
7. カラートリートメントもおすすめ
カラートリートメントは白髪を染めるだけでなく、髪の保護やボリュームアップにも役に立つため、男性の白髪染めにおすすめです。
7.1 カラートリートメントとは
髪や頭皮への負担を抑えて、髪を自然に染めれるトリートメント。手軽に簡単に使用できます。
一度で白髪が染まるというより、使用回数によって、徐々に白髪が目立たなくなることが多いです。
色数は少ないのですが、自宅で簡単に行えるので人気のカラーです。
7.2 カラートリートメントのメリットとデメリット
カラートリートメントのメリット
①ダメージが少ない
ヘアカラー剤とは違いアルカリ剤や過酸化水素などダメージを誘発する成分が含まれていません。
②髪の保湿や補修ができる
ヘアトリートメントとして機能します。保湿や修復作用があります。
③手軽に簡単に染めれる
塗布の仕方が簡単です。全体にまんべんなくつけるだけ。
④肌に優しい
カラー剤に含まれるジアミンが含まないため、
ヘアカラーができない人もカラートリートメントはできる場合が多いです。
カラートリートメントのデメリット
①色持ちが悪い
使用をやめると色がとれ、元の色に戻る場合があります。定期的に使用することをおすすめします。
②一度で染まらない
ヘアカラーに比べ、染まりが弱いため一度で白髪が染まらないことが多いです。使用回数に応じて徐々に白髪が目立たないようになります。
③毛先やダメージ部分に色が入りやすい
カラートリートメントの性質上、髪のダメージ部分に色が入りやすい特徴があります。
例えば、カラーやパーマ毛、縮毛矯正などです。
その場合は、根元付近のみカラートリートメントを使用し、時間を置きましょう。最後にに毛先をなじませてシャンプーに入りましょう。
④色が少ない
色味が少ないです。明るさ別に3色展開が多いです。
カラー剤はもっと多いし、色味のバリエーションも豊富です。
7.3 カラートリートメントの使い方
カラートリートメントは製品によって「乾いた髪」か「濡れた髪」に使用します。よくパッケージを確認しましょう。
- ステップ1シャンプー後タオルで水気をとる
※水分が多いと染まりが弱くなる。
裏技染まりが弱いと感じたら乾いた髪に使用してみる。そのほうが染まりがいい。
- ステップ2カラートリートメントを根元付近から塗布する
※白髪が覆いかぶさるくらいの塗布量が必要。
使用利用の目安- ショート:ゴルフボール1つ分
- ミディアム:ゴルフボール2つ分
少ないと思ったら付け足すくらいがちょうどよい。
うまく染めるコツ塗布量は多めにする。
カラートリートメントは根元の健康な部分は染まりにくく、毛先のダメージ部分は染まりやすい。
毛先より根元にしっかり塗ること。
- ステップ3時間を置く
パッケージの放置時間を確認して時間を置く。
うまく染めるコツ放置時間を長くすると染まりが良い。
特に初めて使用する際は、+10分でもいい。最大30分までおくといいかも。
- ステップ4しっかり流す
色水が出ないくらいしっかり流す。
- 使用頻度パッケージを見て使用頻度を決める
カラートリートメントの注意点
- 床や浴槽につくと汚れが取れない場合がある
- タオルや衣服につくと取れなくなる場合がある
- 爪、手が染まる場合があるので手袋を使用する
- 流しはしっかり行う
7.4 お勧めのカラートリートメント
エレベートカラーコンディショナーは、白髪を自然なグレーに染めたい男性に最適です。
自宅でたった5分で白髪も染めて、髪にボリューム感が得られます。
主成分にはホホバ種子油やヒアルロン酸Naが含まれ、ヘアケア効果も発揮します。
使用頻度で色調整ができるため、徐々に理想の色に近づけることができます。
また、色が急に変わりすぎないので他人に気づかれずに白髪ケアが良いポイント。
デメリットは、使用をやめると徐々に白髪に戻る点。
しかし、使いやすさと白髪ケアの利便性から、多くの評価を得ています。
スカルプDカラーコンディショナーは、白髪染めに新しい体験をもたらす優れた製品です。
使い心地の良さと高品質な成分が髪と頭皮に働きかけ、頭皮の健康を維持しながら白髪をカバーします。
使いやすさも評価されており、シャンプー後の髪に塗布して洗い流すだけで、時間を選ばずに自宅で手軽に白髪ケアが可能です。
具体的な例としては、30代以上の男性から「使用後の髪の手触りが良い」「白髪が目立たなくなった」などの声が寄せられています。
結論として、スカルプDカラーコンディショナーは、頭皮の健康を保ちつつ白髪を自然にカバーすることができる製品です。
その使い心地の良さと効果が評価され、30代以上の男性からの支持を得ています。
スカルプDカラーコンディショナーで、頭皮の健康を維持しながら、自然な髪色を保つ新たな体験をお試しください。
8. まとめ
メンズの白髪染め選びで、おすすめはグレー系色調です。
これは自然な見た目と同時に現代のトレンドを反映しています。
しかし、注意が必要なポイントとして、グレーに染めるためには専用のカラー剤の使用が必須となります。
通常の白髪染めにはブラウンが配合されていることが多く、期待通りのグレーにならない可能性があります。
さらに、頭皮と髪の健康が気になる方には、カラートリートメントをおすすめします。
カラートリートメントは、グレーからブラウンまでの色味を提供します。
結論として、
あなたの白髪の量と、どのように見せたいかを考えながら、
適切なカラー剤と色味を選ぶことを推奨します
9. Q&A
- Q白髪染めは何日くらい持ちますか?
- A
白髪の量や使用する製品によって変わります。
多くの場合は2週間から1か月程度です。
個人的にお勧めのカラー頻度は4週間以上空けることです。
- Q男性は何歳から白髪染めをするべきですか?
- A
白髪染めを始める時期は個々の状況によります。
白髪が気になり始めたら、それが何歳であれ対処を始めるのが一般的です。
- Q白髪染めの男性で人気のある色は?
- A
男性に人気の白髪染めの色は、自然な見た目を重視する傾向があり、ダークブラウンやアッシュ系の色が人気です。
- Q白髪が目立たないカラーは何色?
- A
白髪を目立たなくするためには、自身の髪の色に近い色味を選ぶことが一般的です。しかし、アッシュ系の色やダークブラウンも白髪を目立たせにくいとされています。
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