・毎日鏡を見るたびに、白髪が増えていくのを見ると心が重い
・暗めのカラーでも白髪が目立たないカラーはできるの?
・白髪の目立たないカラーっていったいどうやるの?
そんな悩みを解決できる記事になります。
- 白髪についての知識から、暗めと明るめ別で白髪の目立たないカラーについて、ヘアカラー専門家の目線で解説しています。
白髪に対する不安を解消し、あなたにぴったりのヘアカラーを見つけることができるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、白髪の悩みを解決できるようなヘアカラーを見つけましょう!
このブログの運営・執筆者
2000年に北日本ヘアスタイリストカレッジを卒業後、盛岡市の美容院に就職。
美容院で豊富な実務経験を経て、ヘアカラーリストに。最新の白髪ケアについて発信しています。
- 美容師免許(国家資格)
- JHCA(日本ヘアカラー協会)ヘアカラー検定 ファイブスター取得
- HIKARIカップ モデルカット部門入賞歴あり
- JHCA主催ヘアカラーコンテストで受賞歴あり
- ウィービングコンテスト(ルベルコスメティックス)敢闘賞
- セミナー活動歴あり
白髪が生え始める年代と原因
白髪の発生は個人差があり、白髪の量や白髪の生え方はそれぞれです。
ここでは、一般的に白髪が気になり始める年代や発生する原因、予防方法について簡単に解説します。
初めに白髪について簡単に解説していきますね。
30代から気になり、40代で白髪染めを始める
上記の調査から、30代の約60%が白髪を見つけ、40代になる80%以上とその割合がさらに増加します。
これは、年齢と共に髪のメラニン色素が減少し、白髪が生じやすくなるためです。
白髪の主な原因
白髪は、様々な原因で色素幹細胞の機能が低下し、メラニン色素が減少することで生じます。
色素幹細胞の機能が低下する、主な原因をまとめるとこちら。
- 加齢
- 遺伝
- ストレス
- 頭皮の酸化
- 生活習慣の乱れ
このほかにも様々な原因が重複して、白髪の発生を引き起こしています。
※過酸化水素が大量に蓄積すると白髪が発生する
参照:https://www.dermatologytimes.com/view/massive-hydrogen-peroxide-build-causes-gray-hair
※メラノサイトのアポトーシスは、酸化ストレスによって引き起こされる組織的損傷の指標である
参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16723385/
※光老化による白髪の増加
参照:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8140904/
白髪の予防法
残念ながら、白髪を完全に防ぐ方法はありません。
しかし、現状を少しでも維持するためには以下の予防法が有効なはずです。
- 健康的な食生活
- 睡眠をしっかりとる
- 過剰なストレスを避ける
- ヘアカラーや紫外線など頭皮の酸化から守る
- ヘッドスパやヘッドマッサージなどで頭皮の血流を改善する
これらの予防法は、白髪の発生を遅らせるか、進行を遅くする可能性がありますよ。
白髪が目立つ原因と理由
白髪が目立つ原因と理由をについて以下の順で説明します。
- 【白髪が目立つ理由】元の髪色とのコントラスト
- 【白髪が目立ちやすい】黒系や暗い髪色
- 【逆に目立つ】白髪が染まりすぎると境界線が気になる可能性も
【白髪が目立つ理由】元の髪色とのコントラスト
白髪が目立ちやすい状況は、白髪の色と周りの色のコントラストが強いのが原因です。
- 白と黒はコントラストが高い
- 色の対比で白髪が目立つ
- 暗い色より明るい色のほうが目立つ
特に根元から黒髪が生えてくると、白髪は一層際立ちます。
【白髪が目立ちやすい】黒系や暗い髪色
明るく髪色より、暗めの髪色のほうが白髪が目立ちやすい可能性があります。
これは、ヘアカラーでもいえることで、ダークブラウンのような暗い髪より、ブロンドヘアのほうが白髪が目立ちにくいでしょう。
髪が暗いほど白髪との色の差が大きく、より目立ちやすい傾向があります。
【逆に目立つ】白髪が染まりすぎると境界線が気になる可能性も
白髪が気になるため、暗い色で完全に白髪をカバーしたくなるかもしれません。逆に染めた部分と伸びた根元の髪で、くっきり境界線ができてしまう可能性があります。
- 白髪を濃い色で完全に染めてしまうと、境界線が目立つ
- 一方で、白髪をある程度残すように染めると自然に見える
このように白髪が目立つ原因は、白髪の色とその周りの髪色のコントラストによります。
特に暗い髪色と濃く染めすぎる場合に目立ちやすいとされます。
白髪を目立たなくするカラーリングの基本
白髪が目立たないカラーリングの基本をまとめました。
- 白髪の色と周りの髪色が近い
- 伸びてきた白髪の色と染まっている白髪の色が近い
白髪に色を入れながら、この2つの要素を再現すると白髪が目立たないカラーリングになるはずです。
白髪の色と周りの髪色が近いと目立たない
白髪が目立たないようにするには、白髪の色と周りの色を近づけることです。
白髪と周りの色のコントラストを減らすと、自然になじんだ仕上がりになります。
暗めの白髪染めは避けたほうが良い
白髪と周りの髪色を近づける方法の一つに、白髪をしっかり染めるという方法があります。
これは、白髪にしっかり色が入り、周りの色となじんで見えます。
しかし、暗い色に染まった白髪ほど、伸びた白髪とコントラスが強くなり、境界線が分かりやすくなります。
【極端な例】ブリーチは白髪の色と髪色が近く、目立たない
逆に、ブリーチをすると、白髪と同じような明るさになり、結果として白髪が目立たなくなります。
白髪は髪の毛で一番明るい明度です。ブリーチをすることで明るさが近くなります。
白髪とブリーチ毛は色が近いため、その後のオンカラーでも仕上がりが同じ色になり、色の抜ける過程も同じになります。
伸びた際の白髪とのなじみも良いです。
【結論】明るめの髪色のほうが白髪が目立ちにくい
つまり、白髪がなじんだカラーリングにするには、
- 白髪と髪色の差を小さくする
- →髪色を明るめにする
- 伸びた白髪の色と染めた白髪の色を近づける
- →しっかり白髪をカバーしない
というように染めることです。
【残念】ヘアカラーや白髪染めではそこまで明るくならない
しかし、通常のヘアカラーや白髪染めを使用しても、ブリーチのように白髪がなじむほど髪を明るくできません。
- 白髪の明度
- →20レベル
- ブリーチ剤
- →17レベル~18レベル(回数でより明るくできる)
- ファッションカラー(おしゃれ染め)
- →12レベルが限界
- グレイカラー(白髪染め)
- 8レベル~9レベルが限界
特に30代の人は白髪より黒髪のほうが多いので、黒髪の明るさを白髪に近づけることができません。
ハイライトやインナーカラーなども有効
そこで、ハイライトカラーやインナーカラーを使用することで、部分的に白髪に近い髪色を作ることにより、白髪の目立ちにくいカラーを実現することができます。
このように、明るい色をブレンドすることで、暗い髪色でも白髪が目立たないカラーリングは可能になります。
【場合による】白髪染めは使わないほうが良い?
- 白髪の色と周りの髪色を近づける
- 白髪の伸びた色と染めた白髪の色が近い
この2つの要素を心がけると、白髪が目立たないと説明してきました。
とはいえ、白髪は少しでも見えると気になるもの。
そこで、白髪染めとおしゃれ染め、どちらを使うべきかについて解説します。
【白髪見えると気になる】染めた後すぐ気になるなら白髪染めをする
白髪が少しでも見えると気になるという方は、白髪染めを使ったほうが良いでしょう。
おしゃれ染では白髪のカバー力が弱く、染まってもキラキラと光って見えやすいです。
それが目立つと感じるなら迷わず白髪染めを行ってください。
【9レベル以上】白髪染めなら明るめがおすすめ
私は、伸びた際に白髪が目立たないようにしたいと考えるので、9レベル以上の明るさをおすすめすることが多いです。
もし市販のカラー剤をすすめるなら1~2番でしょうか。
白髪を染める明るさが黒に近いほど、白髪が伸びると気になりやすいです。
伸びた白髪の色と染めた髪色が近いほうが、白髪が目立たないと感じるので、明るめがおすすめです。
美容院で取り扱っているカラー剤のブランドにもよりますが、多くの場合で9レベル以上がおすすめです。
【デメリットも】ハイライトなど入れるなら暗めの白髪染めは避ける
明るめの白髪染めをすすめる理由は、暗い白髪染め(6レベル以下)にはデメリットがあるからです。
それは、
つまり、色やデザインを変えることが難しくなるということです。
以上のことから、まずはおしゃれ染めで、白髪をなじませる提案からしています。
【なじめばよい】おしゃれ染めで染めるなら色味や明るさを工夫
白髪がなじめばよいなら、まだ白髪染めを使用しなくてよいかもしれません。
おしゃれ染めの色味や明るさを工夫することで、白髪をなじませることができます。
また、おしゃれ染めに白髪染めを少し混ぜるなどで、白髪のカバー力を出すこともできます。
白髪染めとおしゃれ染めの違いについて詳しく知りたい場合はこちら。
「おしゃれ染め」と「白髪染め」の違いを知って、自分に合ったヘアカラー見つけよう!
デザインもプラスしてみる
ハイライトやインナーカラーも取り入れると、トレンド感をプラスしたカラーデザインを創ることができます。
白髪にフォーカスしすぎず、純粋にヘアカラーを楽しむことができるかもしれません。
ここは美容師に相談して、自分に合ったカラー剤や色味、デザインを見つけましょう。
ハイライトカラーはブリーチを使用して、ベースカラーに明るい色をスジ状に入れるカラーデザインです。
入れ方や入れる量によって、様々なデザインを表現できます。
髪の内側に明るい色を入れるデザインカラーです。
範囲や明るさ、色味で様々なデザインを表現できます。
明るめで白髪が目立たないカラー
【目立たない色味】1色染めではグレーやベージュ系
明るめで白髪が目立たない色味はこちらです。
- グレージュやグレー、アッシュなどのアッシュ系
- ベージュ系
これらの色味は白髪があっても目立ちにくい色味です。
これらの色味は、白髪と自然に馴染むため性質があり、染めた時だけでなく伸びた時も白髪が目立ちにくいです。
白髪の量が多い・白髪が固まっている人などは、明るめのファッションカラーでは、白髪が全く染まっていないように見える場合があります。
そのような場合は、特に明るいグレイカラー剤(白髪染め)を使用するとよいでしょう。
※注意点
暗いグレイカラー剤は、思ったより全体が暗く仕上がってしまいます。
【インナーカラー】視線をそらし白髪が気にならない
インナーカラーは、直接白髪をなじませる効果があるわけではありませんが、明るい部分に人の視線を引きつけることで、白髪を目立たなくします。
これは、人の目が明るい色に自然と引き寄せられる習性を利用しています。
インナーカラーは範囲で見え方が変わります。
ヘアスタイルと見せたいデザインで入れる範囲を決めましょう。
【ハイライトカラー】根元から毛先まで白髪がなじみやすい
ハイライトカラーはスジ状に明るい色を入れることで、白髪と同じような色の『仲間』を作れ、白髪が目立たないカラーにできます。
ハイライトの色と白髪が混ざり、どれが白髪かわからないようにできます。
ハイライトの入れ方は細かく全体的に入れたほうが白髪がなじみます。
ハイライトも全体になじむように細かく入れることで、白髪とハイライトがブレンドするからです。
太いハイライトでは、ハイライトの存在感が強くなり、白髪をブレンドするというよりはデザインの意味合いが強くなってしまいます。
そのため、白髪をぼかすためのブレンド感は生まれません。
【ブリーチ】履歴をクリアにして明るく出来る
すでに白髪染めを行っている場合や暗めに染めている場合、カラーの履歴をリセットするため全頭ブリーチが必要になることがあります。
ブリーチで、白髪を活かしたり、好みの色味を表現することが可能になり、白髪が目立たないカラーの自由度が広がります。
多くの方がブリーチのダメージを気にされて、なかなか踏みだせません。
しかし、ケアブリーチの登場で、昔に比べるとかなり抑えることが可能になりました。
1度のブリーチで髪がボロボロになり、髪の毛が切れたりするようなことはほとんどありません。
信頼できる美容師に相談し、適切なアドバイスを受けてくださいね。
【シャドウルーツ】全頭ブリーチより根元が気にならない
全頭ブリーチをすると、確かに白髪は目立たなくなります。しかし、今度は黒髪の境目が気になりやすくなってしまいます。
そんな時は、シャドウルーツがおすすめです。
今のトレンドのスジ感を出しながら、伸びた際の境目も気になりにくくなります。
この2つは見た目ではわかりにくいはずです。
なぜなら、
バレイヤージュとは根元が暗め毛先が明るく、スジ感がくっきり見えるようなデザインの総称。
シャドウルーツは、全頭ブリーチをしてからバレイヤージュのようなカラーを作るテクニックです。
バレイヤージュのカラーデザインの作り方にシャドウルーツというデザイン(テクニック)があるようなイメージです。
【バレイヤージュ】グラデーションでブリーチ
主にエアータッチという技法を使ってバレイヤージュデザインを作ります。
シャドウルーツとは違い、根元をブリーチしないのが特徴です。
この方法では、時間が経過しても明るくなりすぎず、黒髪の境界線が目立ちにくいため、金髪に褪色したくない人にお勧めです。
バレイヤージュを作る際に使用するテクニックの1つにエアータッチがあります。
つまり、エアータッチは技法。バレイヤージュはデザインの総称になります。
暗めで白髪が目立たないカラー
白髪を目立たなくするには明るめの髪色が基本ですが、暗めの色が好みの方でも工夫次第で対応できますよ。
一つ一つ解説しますね。
【無彩色系】グレージュやグレー、アッシュなどのカラー
白髪が目立たない色味の1つは、グレージュやグレー、アッシュ系の寒色系のカラーです。
これらの色味は、白髪の色にと同じ無彩色系のカラーになり、白髪とのコントラストが弱いからです。
白や灰色、黒など明るさのみで色味がない色。
反対は有彩色といい、赤や青、黄など色味のある色。
赤味が苦手な人や透明感の欲しい人には、おすすめなカラーですね。
ただし、白髪のカバー力が弱い傾向があります。
【茶色や赤みの少ない】ベージュ系
白髪の色となじみが悪い色は『茶色味』です。
この茶色味は、白髪の色と相性が悪く白髪が目立ちやすいのです。
とはいえ、白髪を染めるには茶色味が必要。
このベージュは必要最低限な茶色味で白髪をカバーしつつ、なじみの良い色味になります。
寒色系より白髪をカバーしたい人は、ベージュ系がおすすめですよ。
カラー剤に含まれる茶色の色素。オレンジ味ともいわれる。
【入れ方が大事】ハイライト
ハイライトは、白髪を目立たなくするために有効です。
しかし、ブリーチを使用することが多いため、入れ方が重要です。
【入れ方が大事】インナーカラー・イヤリングカラー
ハイライトだけでなく、インナーカラーやイヤリングカラーも有効です。
直接白髪をなじませる効果はありませんが、視線をそらし白髪を気にならないようにすることができます。
ヘアカラーの色を選ぶときの注意点
【6レベル以下】暗めの白髪染めはできれば避ける
暗めの白髪染め、特にカラーレベル6以下を選ぶ際には慎重になるべきです。
理由はこちら。
- 白髪が目立ちやすくなる
- 色が変えにくくなる
- ハイライトなどブリーチデザインを入れにくい
しかし、暗い白髪染めはしっかり白髪が染まってしまうため、白髪が目立たないカラーと相性が悪いです。
【暗めの髪色】6レベル以下はファッションカラーで染める
地毛風の暗めの髪色にする場合は、ファッションカラーの使用を検討しましょう。
ファッションカラーでは、白髪染めと同じレベルでも、先に挙げたデメリットが少ない傾向があります。
特にデメリットが少ない色味は、グレーなどアッシュ系の暗い色味です。
ヘアカラーで、白髪を目立たないようにする方法について、解説してきました。
実はスタイリングでも目立たないようにすることができます。
【4選】白髪を目立たせないスタイリング
スタイリングで白髪を目立たないようにする方法を紹介します。
- フェイスラインでもみあげをカバーする
- 分け目をギザギザにする
- トップにボリューム度出してふんわりさせる
- つむじ周りをふんわりさせる
これらのスタイリングを意識するだけで、数週間の白髪の持ちが変わりますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
フェイスラインでもみあげをカバーする
フェイスラインにレイヤーを入れて、フェイスラインに落ちるようなサイドバングを作りましょう。
これはロングヘアでも同じです。
個のサイドバングがあると、フェイスライン特にもみあげの白髪を目立たないようにできます。
一方で、このようにすべての髪を流すような、スタイリングは避けましょう。
分け目をギザギザにする
分け目をギザギザにしましょう。
ギザギザにすると、分け目がふんわり見え白髪が目立ちません。
逆に分け目をしっかり付けると、ボリュームがなく白髪が目立ってしまいます。
ふんわりするように工夫しましょう。
トップにボリューム度出してふんわりさせる
トップにボリュームを出すようにしましょう。
トップがぺったりすると貧相に見えて、白髪が目立ちます。
つむじ周りをふんわりさせる
つむじ周りをふんわりさせましょう。
カーラーを巻くか、逆毛を少したてるとふんわりさせることができます。
このように髪の内側にコームで少しだけ逆毛をたてましょう。
自宅でできる白髪ケア
【5選】白髪を防ぐコツ
白髪の発生する主な原因はこちらです。
- 加齢
- 遺伝
- ストレス
- 頭皮の酸化
- 生活習慣の乱れ
白髪をなくすることはできませんが、発生を遅くすることはできるはずです。
原因を踏まえて、白髪を防ぐためにするべきはこちらです。
- 健康的な食生活
- 睡眠をしっかり
- ストレスの解消
- ヘアカラーの酸化を防ぐ
- ヘッドスパやヘッドマッサージで血流改善!
健康的な食生活
健康的な食生活は、白髪予防だけでなく、健康維持にも効果的です。
日々の食事から、白髪予防に効果的な栄養素を積極的に摂取しましょう。
睡眠をしっかり
質の高い睡眠は、白髪予防だけでなく、健康維持にも効果的です。
- 成長ホルモンの分泌量が減少
- メラニン色素の生成が減少
- 活性酸素の増加
- 交感神経の優位
日々の生活習慣を見直し、質の高い睡眠を心がけましょう。
ストレスの解消
ストレス解消は、白髪予防だけでなく、健康維持にも効果的です。
- 交感神経の優位
- 毛根への血流悪化
- 活性酸素の増加
- 男性ホルモンの分泌増加
ヘアカラーの酸化を防ぐ
ヘアカラーは酸化染毛剤です。シャンプーでは落としきれない残留薬剤を除去しましょう。
ヘッドスパやヘッドマッサージで血流改善!
ヘッドスパやヘッドマッサージは、白髪予防だけでなく、頭皮の健康にも効果的です。
- 頭皮の血行促進: 髪の毛の成長に必要な栄養素を届ける
- 老廃物の排出促進: 頭皮の余分な皮脂や老廃物を排出
- 筋肉の緊張をほぐす: 頭皮の筋肉の緊張をほぐし、血流を改善
- ストレス解消: リラックス効果があり、ストレスを軽減
白髪隠しを使用する
白髪隠しは、ブラシやパフなどで瞬時に白髪をカバーできるアイテムです。
手軽に使え、髪や頭皮への負担も少ないのが特徴。
シャンプーで簡単に落とせ、お風呂場の汚れも気にせず、美容院の間の「つなぎ」としても最適です。
白髪隠しは様々なタイプがあります。
- ファンデーションタイプ
- マスカラタイプ
- スティック・コンシーラータイプ
- パウダータイプ
- スプレータイプ
おすすめをいくつか紹介しますね。
ファンデーションタイプ
ファンデーションタイプの白髪隠しは、広範囲の白髪を自然にカバーするのに適しています。
専用スポンジやブラシを使い、生え際や髪の内側の白髪にも簡単に塗布できます。
マスカラタイプ
マスカラタイプの白髪隠しは、ピンポイントで目立つ白髪を隠すことができます。
マスカラブラシで、生え際や部分的な白髪に直接塗布することができ、使うたびに徐々に染まるため、毎日使用しなくても良くなるのが利点です。
スティック・コンシーラータイプ
スティックタイプの白髪隠しは、生え際や部分的な白髪をカバーするのに便利です。
細いスティック状やブラシ付きなものがあり、ピンポイントで白髪を隠すことができます。
広範囲のカバーは難しいですが、生え際や分け目など特定の気になる部分の白髪を隠すのに向いています。
パウダータイプ
パウダータイプの白髪隠しは、スポンジに含まれた粉を白髪に塗布するだけの初心者におすすめな製品です。
また、ボリュームアップ効果のある製品もあり、白髪と薄毛と両方の悩みを改善できます。
広範囲の白髪に適していて、特に分け目や頭頂部の白髪隠しに向いています。
スプレータイプ
スプレータイプの白髪隠しは、気になる部分に吹きかけるだけで広範囲の白髪を素早くカバーできる製品です。
使用時は周囲を汚さないように注意が必要ですが、手軽さとコスパを両立した製品です。
ここまで簡単に白髪隠しについて説明してきましたが、もっと詳しくはこちらの記事もどうぞ。
よくある質問とその回答(Q&A)
- Q白髪が生えたり増えたりしないようにするには?
- A
完全に防ぐことはできませんが、効果のあると言われるものはこちらです。
- 健康な食生活
- 睡眠をしっかりとる
- ストレスを管理する
- ヘアカラーの酸化を防ぐ
- ヘッドマッサージなどで血流を改善する
これらのを取り入れることで、白髪の発生を遅らせることができるかもしれません
- Qおしゃれ染めで白髪は染まるの?
- A
おしゃれ染め(ファッションカラー)でも白髪はある程度染まりますが、カバー力は白髪染め(グレイカラー)に比べると低めです。
明るい色味は白髪のカバー力がほとんどなく、白髪が染まらないことが多いです。
逆に暗い色味はある程度染まりますが、白髪染め(グレイカラー)程カバー力は高くありません。
- Q白髪が生え始めるのはいつからか?
- A
白髪が生え始める時期は個人差が大きく、一般的には30代から白髪が目立ち始めることが多いですが、20代やそれ以下で白髪が見られる人もいます。
まとめ
この記事では、30代女性の白髪を上手にカバーするためのヘアカラー選びのコツをご紹介しました。
白髪が増えることに心を重くせず、暗めから明るめまでのカラーを活用して、自信を持ちヘアスタイルを楽しむ方法について解説しました。
白髪を目立たなくするための専門的なテクニックや、日々のケアでできる白髪対策など参考にして、ぜひ新しいヘアカラーや対策に挑戦してみてください。
また、白髪に関する他の記事も参考にしてくださいね。
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